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座学の時間 ページ35

A「と言っても、長い入院生活の中で急にハードの練習なんて出来やしないので、座学の時間です!」

天「いつも僕がやっていることと何ら変わらない……」

フッフッフ!座学だけだと思ったら大間違いだ!

A「座学の映像を見た後、俺直伝!ストレッチメニューを組むからね。」

天祥院は、少し微笑み映像に目を移す。
こう見ると、サーカス関連のドリフェスをやっていた。ここまで、Theサーカス!って感じではないが。

ふと、俺は映像を見た。

その瞬間、映像を止めてしまった。

A(なんで俺の映像見てんの……!?)

その映像は、俺と保健室の先生となっている陣と一夜限りのユニットを組んだ時の映像だった。

天祥院は、顔をしかめてこちらを見ていた。

A「ははっ!ごめんごめん。陣が出てて思わず止めちゃった。懐かしいなー!」

ひぃぃ。天祥院の顔がどんどん黒い笑みになっていくぅ……!

天「この佐賀美先生の隣にいる方は、かの有名な橘海斗さん?」

心臓がぎゅっと掴まれたようなきがした。

A「……嗚呼。本当だ。有名人トップ2人組が、1夜だけのステージを披露した時は、チケットがソールドアウトしてね。立見席が出来て、外には音漏れを聞くファンの方が沢山いた。……あれは伝説ものだね。」

天「その時先生は、何をしていました?」

俺は微笑んでこういった。

A「客席でずっと見てた。……悔しくて悔しくて堪らなかった。」

静かにその映像から流れてくる伝説の2人組を見る。

(橘海斗、として生きていた時期が懐かしい。もう二度とないのだから。)


そんな感傷に耽っていたが、幾月がたった後、橘海斗として復活する日が来るとは、まだ誰も露ほども思ってなかった。

ライオン→←皇帝



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味付けのり(プロフ) - 凛月LOVEさん» わわ!!ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!頑張って更新します!! (2020年1月5日 22時) (レス) id: e8088cc444 (このIDを非表示/違反報告)
凛月LOVE - 面白いかったでござる!続き待ってるぞい! (2020年1月5日 18時) (レス) id: 64fc749647 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:味付けのり | 作成日時:2019年3月16日 19時

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