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神山side(９歳)
母・父・兄・姉・妹１・妹２「「わははは！」」
今日も１階から楽しそうな声が聞こえてくる
そこに僕の居場所はない
３年前くらいからだから１人なのには慣れた
元々母子家庭で５人兄弟っていう家庭で生まれて
それで３年前にオカンが新しい男と再婚して今に至る
生まれつき病弱で人見知りが激しい僕は
世話を焼くタイプでオカンもオトンも気に入らなかったみたい
神「……」
僕が皆のいるリビングへ行っても僕はいないかのように過ごしてる
食べ物も他の人より少なくて栄養も偏ったものばかり
父「智洋！洗い物は任せたぞ！」
その割に雑用は僕にさせる
神「はい…」
あの人たちの機嫌を損ねたら暴力を振られるから断れない
学校でも……
神「いたっ…」
ク←クラスメイト「あははは！」
クラスメイトが物を投げてきたり
神「……」バタッ
ク「また倒れてる！授業嫌だからわざとしてるんやない？」
神「ちがっ…いっ！」
倒れたらからかって蹴ってきたり
学校の先生も見て見ぬふり
何処にいても僕の居場所はなかった
そんな生活をしてると常に死を考えながら生きるようになった
そのくらい生きてることも恐怖でしかなかった
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作者名：音 | 作成日時：2019年7月27日 21時
