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重岡side
俺が目を覚ますとそこはWestの家やった
少し体を起こすと皆寝てるみたいでめっちゃ静かやった
俺ら、普段うるさいからな
誰かが運んでくれたんやなーって思いながら
だいぶ楽になった体を完全に起こして皆を見ていた
ガッシャーーン！
２階から大きい音が聞こえた
皆は眠りが深いみたいで全然起きへん
ずっと気を失ってたから歩くときにちょっとふらつくけど
頑張って２階へと向かった
さっき１階におらんかったのは神ちゃんか
って思って神ちゃんの部屋へと向かう
壁に伝いながら時間をかけてゆっくり歩いていき
なんとか神ちゃんの部屋までたどり着いた
重「神ちゃーん！おる？」
５秒くらい待っても返事が来ん
いつもすぐ返事してくれるのに
重「神ちゃーん、入るで？」
勝手に神ちゃんの部屋のドアを開けると
神ちゃんが入り口付近で倒れてた
重「神ちゃん！」
急いで寄り添うと神ちゃんの顔には涙の跡があった
神ちゃんも苦しかったんや……
望「重？神ちゃん！？」
丁度いいタイミングで望が来てくれた
とりあえず神ちゃんを１階へ運び、俺が寝てたベットに寝かしてあげた
望「重、大丈夫なん？」
重「おん。望こそ大丈夫なん？」
望「俺は過去のことは吹っ切れてるからびっくりしただけやで」
俺らは皆を起こさない程度の音量でお喋りした
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作者名：音 | 作成日時：2019年7月27日 21時
