シンジュクのNO.2ホストくんは

一二三の後輩 ページ16

独歩side

ハゲ課長に追加書類を渡されて
俺の残業が決定したけふ此の頃←

ﾋﾟﾛﾛﾝ♪

スマホにメールが届いた

独「(一二三からだ………)」

画面を開くと

『今日、俺っちの後輩連れてくるね〜♪
独歩ちんもしかしてまた残業？できるだけ早く上がってきたら家に天使がいるよん☆』









て、天使だとッ！？
12連勤の社畜にとって癒しが欲しかったんだ！

一二三の後輩………じゃあホストか？
癒しになるのか……？ホストは…

そんなことを考えていると

ﾋﾟﾛﾛﾝ♪

『ちなみにちなみに、今日来る子はNO.2ホストでみんなに可愛がられてる子だから独歩ちんも気に入ると思うよ☆』

そ、そんなに可愛いのか……？


俺はスマホの画面を閉じ、パソコンの画面に向き直った
そして深呼吸をし、キーボードに手を置く

独「ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｯ!」

早く家に帰りたい…！
今日ばかりは終電逃してたまるか！

何年も社畜やってんだ！
キーボードの正確早打ちの威力舐めんなよォォォォォ！！









独歩の会社の同僚

「な、なぁ……観音坂どうしたんだ…？」

「さっきまでハゲに追加されて絶望してたのに…今となっては燃えてるぞ……？」

「てか、アイツほんとに早えーよ！！」

先輩の家→←先輩の同居人…？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す