【高尾和成】君の仰せのままに−執事シリーズ−

執事【16】−高尾SIDE− ページ17

緑「高尾」









高「真ちゃん?」









緑「お前、体調悪いんだろう?」









高「え?いや、そんなことｎ「大坪さん、高尾具合悪いみたいなので保健室に連れていきます」









いきなり休憩中に、真ちゃんが話しかけてきたと思ったら強引に保健室に連れて行かれる。









大「なんだ、高尾。やっぱり具合悪かったんじゃないか。









今度からは無理せず言うようにな」









高「いや、俺別にどこｍ「高尾、行くぞ」









ことごとく、真ちゃんに俺のセリフを遮られて体育館から連れ出された。









高「ちょ、真ちゃん!俺別にどこも悪くねえよ?









どうしたんだよ急に」









真ちゃんが俺の具合を心配するなんてありえない。









なんてったって、あのエース様だ。









しかもいつも他人に無関心な真ちゃんが俺を保健室に連れていこうとするわけない。









もし本当に具合が悪かったのなら、「さっさと帰れ」だの「練習の邪魔だ」の、罵倒を浴びせられるはずなのに。









緑「高尾」









そして、俺の手をひく真ちゃんがいきなり立ち止まって真ちゃんの背中にぶつかる。









高「ちょ、いってーな真ちゃん!なんでいきなり立ち止まんだよ!」









緑「お前、早乙女と何かあったのか?」









高「へっ…?」

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