歌い手35 ページ46
貴女sid
貴女「ん…」
一「真壁先輩…?」
美「あ、A!こっち!」
貴女「え?あ、うん。」
誠「あ、あれ…」
誠君がさした方向には、ロウソクが灯してあった。
そして、誰かの…足。僕は見覚えがある。だってあれは大切な仲間が履いていたものだから。
一がそれがある方に歩き出した。
美「A…大丈夫?ここで待っててもいいんだよ?」
美雪ちゃんは優しいね。でも、この前美雪ちゃんが言ったこと守るよ。
どんなことがあっても前を見つづけるって。
貴女「大丈夫。この前言ったでしょう?下むいちゃいけないって。」
美「…そうだね!もしAに何かあっても私たちで助けるから!」
貴女「ありがとう。」
そして私たちは歩き出した。
現場の近くに行くと、胸元をさしてある遺体があった。そしてその近くにしゃがみこむ剣持さん。
遺体の顔にはいつも通り付けてあるスコーピオンの仮面。
その仮面を外した先は、これまた僕の仲間、清治君。
僕は堪らず視線を逸らした。逃げるなんて情けない。でも怖い。最低なのは分かってる。
でも怖いんだ。
美「A…」
美雪ちゃんが心配してる。自分でさっきいったのに…下向いちゃいけないって。
約束破っちゃいけないよね、ごめんね。仲間の最後の姿、ちゃんと見てあげなきゃ。
僕は視線を戻した。もう、誰にも心配かけさせたくない。
あ、あれ?
「「蔵沢先輩/光ちゃんがいない!」」
僕と一は目を合わせた。
今度は、何で今回は二人同時なんだよ…!!
ん?映写室から音が…
…何下からのぞいてんだ一!!お前、女子更衣室でもそうしてんのか!!
シリアス空気がぶち壊しだぜ!まったく…
あれ?一がいない…誠君まで!?何やってんだあいつら…
そうこうしている内に一たちが走って戻ってきた。あ、スペアキー持ってる…
なんか、すいません。←
そして一は映写室のドアを開けた。
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黒神涙 - TamaNinoさん» ありがとうございます! (2014年10月18日 16時) (レス) id: 6b06484b0f (このIDを非表示/違反報告)
TamaNino - 黒神涙の話少し分からないところもあるけどおもしろい (2014年10月18日 9時) (レス) id: 96015719ca (このIDを非表示/違反報告)
黒神涙 - キスGAYAさん» ありがとう! (2014年10月14日 21時) (レス) id: 75ef17970d (このIDを非表示/違反報告)
キスGAYA - 面白かったよ! (2014年10月14日 18時) (レス) id: 7ecc2fe36a (このIDを非表示/違反報告)
黒神涙 - キスGAYAさん» あら、そうなのwwwwwどうだった? (2014年10月14日 14時) (レス) id: 6b06484b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒神涙 x他1人 | 作成日時:2014年7月31日 4時