変人とは「普通じゃない人」のことをいう【山田三郎】

46話 ページ46

──…『一郎さん！今日こそ私とラップバトルしてください！！』





海野A、只今一郎さんの部屋にいます！



え？そんなに驚かなくたっていいじゃないか〜…！





「A……、お前はまた……。はぁ……、ダメだ」




『！？なっ、何故ですか一郎さん…！？』




私は一郎さんの元へ詰め寄る




「ちけぇな…！？兎に角、女を痛めつける気はねぇよ」




痛めつけるとな！？




はは〜ん分かりましたよ


一郎さん私のことをなめてらっしゃるのですね？





『残念でした！私はそこら辺のか弱いカワイ子ちゃんではないのです！
なめてかかると痛い目を見ますぜ！？』





私がバリバリ戦闘モードでいると、一郎さんはまた一つ溜息を吐いた

幸せが逃げちゃいまっせ







「……そうじゃなくてなぁ……」






一郎さんは、真っ直ぐに私を見据えた






「いいか？俺はお前を低く見てるわけじゃねぇ。お前の実力は、ちゃんと分ってるしな

……ただ……、

──俺とバトれば、確実にダメージは喰らう

お前のそんな姿、見たくねぇんだよ」






……！！






……え……、一郎さん……、






『マジイケメンっすね(真顔)』



「ははっ…！真顔で言うなよ(笑)」



『は〜〜〜…！痺れますわ〜…！二郎と三郎くんが憧れるのも分かる！』




あの二人相当なブラコンだからな〜。でもこんな兄貴がいればそりゃそうなるわ




ん〜〜〜…、でもやっぱりバトルはしてくれないか〜




『今度寂雷先生にでも頼もうかなぁ……』







「…………ん？」






『……え？』









「…お前、寂雷先生と知り合いなのか…？」

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

山田二郎

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