変人とは「普通じゃない人」のことをいう【山田三郎】

39話 ページ39

『さっ、三郎くん！ホントにそれだけでいいのかい！？パシリでも何でもするんだよ！？汗』




「十分です。ほらっ、早く来てください！」




そう言って私の腕を引く三郎くん






遠慮……しているわけでもなさそうだし……





うぅむ……、相変わらず他人の思考は読めないなぁ……








そして私は、三郎くんの部屋に連れられた









一郎SIDE








「……へぇ……」








三郎があんな頼み事するなんてな




昨日から様子が変だし……、何かあったのかもしれねぇな。それとも……、








────気付いたか？







「…ねぇ、兄ちゃん。どう思う？」






Aの腕を引いて自分の部屋に連れて行った三郎を見て、二郎が呟いた






「ん？あぁ、仲良いよな」




「……そうじゃなくて……」






俺の返答に、二郎がボヤく。どこか浮かない表情だ。





…あぁ、二郎。お前はまだ気が付いてねぇんだな。





まぁお前はAのダチだもんな。その気持ちは分からなくもねぇ。






……だとしてもな、






いっつもAと口喧嘩ばっかしてるお前だが、それを「悪くない」と感じてることも、知ってんだぞ？





「二郎。妬いてんのか？」





「…！？に、兄ちゃん！？そんなわけ…！」






ホント、顔に出やすいよな。真っ赤になってんぞ。





ははっ…、参るよな〜









俺はどっちを応援すればいいんだ

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

山田二郎

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