変人とは「普通じゃない人」のことをいう【山田三郎】

27話 ページ27

──…「今日はありがとね〜！楽しかった☆」



『ははっ、久しぶりに会えて良かったよ。元気すぎるし…』





もう結構な時間になったから、乱数達はシブヤに戻るそうだ



……こいつに限って元気かどうかの心配なんていらなかったな……





『まっ、また遊びに来てね！』



「生憎ですが、小生はまっぴらごめんですね」



『！？えぇっ！？なっ、何故ですか！？私のせいですか！？？土下座しますんで許して下ｓ「ははっ、嘘ですよ」もっ、もぉ〜、先生ぃ〜…！』




「ははっ！A、今度シブヤに来いよ！ギャンブルの楽しさを教えてやる！」



『えっ、マジですか！？絶対行きます！！』




「「「だからダメだ/です！！！」」」




「『…っだ、だから何でだ……？汗』」






すると別れ際、乱数が私の前に立った






「最近はどう？変な奴等に絡まれたりしてない？」



『！あははっ、うん、大丈夫。もし絡まれてもヒプノシスマイクがあるし！それに最近は、しょっちゅう山田家に泊めてもらってるからね〜』




ホントにお世話になっちゃってるよね。最初はただ一郎さんのラップを聴きたかっただけだったのにさ〜




……あの時は修行って言ったけど、いやそれもあるんだけど、最大の目的はそれじゃなかったんだよね〜




──ただ、乱数の元チームメンバーの実力を知りたかっただけだったりする

まぁ良い人で良かったけどさ〜






「！…へぇ〜、そっか〜！まっ、Aも色々と気を付けてね〜！」





乱数はそう言って、最後に私をハグしてから立ち去っていった









？気を付けるって……、何にだ？

28話→←26話

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーキャラ

山田二郎

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す