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「…どんな任務か俺らには言えないのか」
「…当たり前だ、お前らに口外する筋合いはねぇ"…」
スクアーロの答えにリボーンはいまだに納得のいかない顔をしている
何を隠しているかなんて、きっとお前らが知りたがっていることに違いない
その攻防の合間に窓の外ではさきほどまで吹雪いていた風もやみ、雲の隙間からは月明かりが見え隠れしている
足元には月影ができてまるで神秘的な夜だった
「…さっきも言ったように、お前らに俺らの任務を話す義務はねぇ、戻れ」
「…でも僕らも、あいつについて探るためにここまで来たんだ」
「そうだ！ここで引き返せっていうのか！」
「…俺たちの邪魔になるから引き返せ。って言ってんだぁ"…、なんならここで、一戦交えてもいいんだぜぇ"」
そういってスクアーロが構えるとツナや獄寺たちもぐっと身構えた
しかし人数でいうなら明らかにボンゴレが有利だった
「…どうします、十代目」
「…でもここでお互いケガをするのはよくないし、…なによりその音で向こうに逃げられてもマズイよ」
「…じゃあ俺がスクアーロ引きつけといてその隙にツナたちは前に進めばいんじゃね？」
「山本のいうとおりっすよ！」
「まぁ今の話は全部スクアーロにも聞こえてたみたいだけどな」
「え？」
リボーンの言葉に前を浮けば、スクアーロは青筋を浮かべていた
「黙ってりゃ調子に乗りやがって…」
「ありゃダメそうだな、お前らほかの作戦考えろ」
リボーンにコツンと頭をたたかれて肩をすぼめていると、突然窓から差し込んでいた月明かりが消え、辺りが一段と暗くなる
何事かと、顔を向ければ窓の外にはあいつの姿が
「あ、スク隊長ここにいた」
「ベル‼!」
「よっ…と」
そのベルの掛け声と共に窓ガラスが割られ破片がキラキラと舞い落ちる
突然の登場にボンゴレの連中はまだ理解ができていないようだった
しかし、スクアーロはすぐに理解したようだった
「終わったのか？」
「まぁね、ただ少し動揺してるみたいだから一緒に引き上げようと思って」
「…どういうことだぁ"」
「ああいうこと」
そういってベルが指さす先を皆が視線を向ける
指さす先、割られた窓の外にはAとフランが顔をのぞかせていた
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あいちか(プロフ) - 玲雪さん» はじめまして、いつもこの作品を読んでいただいてるということでありがとうございます、玲雪さんのようなコメントを頂けることはとても励みになりますので、これからもよろしくお願いします。 (2016年10月30日 10時) (
レス) id: 4b1aefde64 (このIDを非表示/違反報告)
あいちか(プロフ) - アキラさん» いつもコメントありがとうございます、やはり定職についてからの定期的な更新は難しくなっていますがやめる気は到底ないのでこれからもよろしくお願いします。 (2016年10月30日 10時) (レス) id: 4b1aefde64 (このIDを非表示/違反報告)
玲雪(プロフ) - はじめまして！いつも読ませていただいてます！この作品大好きです！更新頑張って下さい！！ (2016年10月18日 19時) (レス) id: 898d277df4 (このIDを非表示/違反報告)
アキラ(プロフ) - もうどんどん話が更新されて続きの話が気になってワクワクしてます！！これからも更新頑張ってください (2016年10月12日 0時) (レス) id: d018642a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいちか | 作成日時：2016年10月10日 22時
