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「リボーンさん…、なんか機嫌いいっすね…」
「…うん、なんかあったのかな？」
ボンゴレ邸の談話室
フカフカのソファに座って紅茶をすするリボーンは鼻歌を口ずさんでいて誰が見ても上機嫌なことがよく分かる
「どーしたんだろうな？Aも来ねーし」
「そういえば…」
あの庭で見た以降、Aの姿を確認出来てない、Aの分の紅茶も用意されているが冷めてきているのか湯気はすっかり消えてしまっていた
「Aなら来ねーぞ」
「えっ、なんで」
「ディーノの見舞いに行った」
「ええっ⁉︎ディーノさんの⁉︎」
「何をびっくりしてんだよ、良いことだろ、Aから言い出したんだぞ」
「Aちゃんから⁉︎」
「あぁ、だから差し入れを持たせて行かせてやった」
「で、でも大丈夫なの…？」
「大丈夫だって言ってんだろ、Aはお前ほどドジじゃねぇ、ちゃんと一人で病院にだって行けるぞ」
「…そうじゃなくて、…」
ツナが心配しているのは道筋のことじゃない、Aがしっかりしているのは前々から知ってる、そもそもここへだってAは一人で来たのだからそんなことはもう心配していない
本当に心配しているのは、
「…キャバッローネの人たちと仲良くできるの…？」
「それは自分でなんとかすんだろ、それにあいつらだって一人娘が見舞いに来たのに無理やり追い返すことなんてしないだろ」
リボーンの察した通りだった
病院に着くなり通路横のグリーンの芝生に備わったベンチに座るディーノの部下に見つかり一時は囲まれ止められてしまったのだが、部下に呼ばれたロマーリオがやって来てAの持つバスケットとAの顔を交互に見やり、一つため息を吐くとディーノの居る病室の番号を教え着いてくることは無かった
それなりの気遣いではあったのだ
自分たちが着いて行ってしまってはAも気まずいだろうしとロマーリオは部屋周りに何人か就くことは許したがそれ以上を認めることは無く、今病室はディーノとAの二人きりになっていた
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あいちか(プロフ) - 泣き虫少女さん» 50話直しました、指摘ありがとうございますm(__)m (2015年4月3日 12時) (
レス) id: b69e9147a1 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫少女 - 50のツナ(?)の発言、『クローン』じゃなくて、『クローム』では…？ 後、この作品、泣けました！感動作ですね！！ (2015年3月28日 18時) (レス) id: 31c25ee666 (このIDを非表示/違反報告)
風化 - 面白いけど……小説としては中身が薄いのでは？表現にムラがあるし…… (2015年3月16日 23時) (レス) id: c4c6409a6e (このIDを非表示/違反報告)
あいちか(プロフ) - 蝉時雨さん» 応援ありがとうございます！今回の作品に比べて続編はディーノとの絡みは少なくなって感動してもらえる所は劇的に減ると思いますがその分ある人たちとの絡みが格段に増えます！続編もよろしくお願いします！ (2015年1月31日 16時) (レス) id: b69e9147a1 (このIDを非表示/違反報告)
あいちか(プロフ) - 氷輝さん» 応援ありがとうございます！無事続編に行くことが出来ました！続編の話は修行の話が中心になると思うのでディーノとの絡みは少なくなりますが続編もよろしくお願いします！ (2015年1月31日 15時) (レス) id: b69e9147a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいちか | 作成日時：2014年12月23日 23時
