あなたの側に居ていいですか？ (ページ17)

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15話ページ17

ー･ーハリー御一行の様子ー･ー

ハ「ねえ、ハーマイオニー」

ﾊｰ「レイアのことでしょ？」

ロンとハリーは
なぜわかるんだと、目をぱちくりした

ﾊｰ「最近、1人で先に帰ることが多くなったのよ。
　何かと理由をつけてまでね。」

ロ「それ、君の思い過ごしとかじゃなくてかい？」

ﾊｰ「そんなんじゃないわ！」

ハ「あのさ」

ロ「君までどうしたっていうんだ？」

ハ「さっき、レイアは僕に、
　教えてくれる人居なかったって言ったよね？」

ﾊｰ「確かにそう言ってたわ。でもそれがどうかしたの？」

ハ「おかしいんだ。」

ロ「何がだい？」

ハリー御一行は、いつの間にか中庭まで来ていた

ハ「なんで僕が知らないってわかる？
　それに、別れるときに魔法界のこと知らないって」

ﾊｰ「、、おかしいわね。」

ロ「ねえ、どういうこと？」

ﾊｰ「ロン、、、。よく聞いて？
　ハリーは生き残った男の子よ。
　でも、それしかみんな知らないはずだわ。
　私でさえ、生き残った男の子としか
　認識がなかったもの。」

ロ「、、何がおかしいんだ？」

ハ「僕は、レイアにマグルの家で育ったとか
　魔法界のことなんにも知らなかったとか
　一度も伝えてないんだ、なのに的確に言われたんだ。」

ﾊｸﾞ「おみゃーさんら、何話しちょるんだ？」

ﾊｰ「ハグリッド！レイアについてよ。」

ハ「僕達の予想だけど、秘密を抱えてそうなんだ。
　とっても大事な。」

ﾊｸﾞ「そうか。聞き出すのは辞めておけ。
　秘密を抱えて生きるっちゅーことは
　レイアにとっても苦しいんだ。
　いいか？時が来れば、話してくれるかも知れん。」

ﾊｰ「そうよね、、。誰だって言えないことあるわよね。」

ロ「さっきからよくわかんないんだけど！」

ハ「部屋に戻ったら、ゆっくりじっくり教えてあげるから」

ーーその夜、ロンとハリーは
眠りにつけたのかは謎であるーー

時を同じくして、セブルス・スネイプは
ダンブルドアに呼び出されていた。

ダ「呼び出してすまんのぉ。」

ス「構いませんが、我輩とて時間はありませんので、
　手短にお願いしたいのですが」

ダ「レイアのことじゃよ。セブルス」