あなたの側に居ていいですか？ (ページ12)

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11話〜スネイプと対談Ⅱ〜ページ12

ス「今はまだ信じきることはできませんな。
　ただ、今年度中にもし、何かが起こるとするならば
　それをも知っているということでしょうな？
　関与する人物も知ってるのでしょうな？」

そうきますか、先生w

『もちろんですよ。
　信じきるために、必要でしたら、お話します。』

ス「では、最初に起こることを言いたまえ。」

最初？ってことは、、

箒暴れる事件かな。確か。

『1つ目の騒動は、クィディッチの試合中起こります。』

ス「ほう。」

『ハリー・ポッターが最年少シーカーに選ばれます。』

『それは、今日の飛行訓練の時に
　ネビルが思い出し玉を落としたことがきっかけで
　ドラコがそれを拾い、取れるものなら取ってみろと
　ハリーを挑発し、遠くへ投げましたが
　ハリーも思い出し玉も無傷で戻ってきました』

『その一部始終を見ていたであろう
　マクゴナガル先生がハリーを呼びに来ました。
　怒っている表情ではなかったので
　今頃はゴーストたちも含めて
　噂話で盛り上がってると思いますよ。』

ス「して、どういう騒動なのかね？」

『ハリー初試合の時です。
　クィレルが箒に呪いをかけます。無言呪文で。』

ス「その先は言えないのですかな？」

『言えますが、お伝えしたら未来が変わるかもしれないのと
　ハリーのことを守ってくれる方が
　居なくなるかもしれないじゃないですか。』

ス「とても興味深いですな。ひとつだけお聞きしよう。」

『答えられるものであれば』

ス「貴様が知っている未来では、誰が守っていたのかね？」

『あなたです。スネイプ先生。
　間違っても助けないなんてこと言わないですよね？』

ス「吾輩が助けなければならんのだろう？」

『そう、、、ですね。その代わり1つ弊害がありますけど』

『それは、今はまだ聞かないでくれると有り難いです。
　クィディッチが終わりましたら、お伝えできますが。
　その弊害が起こらぬように、全力を尽くします。』

ス「なるほどな。また次も来るということですかな？」

『そうなりますね。先生』

ス「はぁ、、。急に来られても困るものですな。
　朝のうちに手紙を飛ばすことですな。」

『そしたら、、ヴィオラをお届けします。』

ス「合言葉かね？花の別名か。」