あなたの側に居ていいですか？ (ページ11)

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10話〜スネイプと対談〜ページ11

ス「入り給え。」

『ありがとうございます。スネイプ先生』

ス「さて、吾輩はあまり暇ではない。手短に話せ。」

え〜、色々あるんやが？

『今から、私が言うことを、信じてくださいますか？』

ス「、、、どういう事だ？」

『私が目覚めた時の会話を覚えていますか？
　この世界については知らないと言ったことを。』

『本当は私がこの世界について知っていることがあって
　未来も過去も知っているとしたら
　スネイプ先生はどうされますか？』

先生の眉間のシワが増えた、、。

ス「では聞くとしよう。貴様が知っている過去を」

『わかりました。間違いがあれば教えてください。
　まずリリーさんと入学前に出会っていて幼馴染』

ス「さよう。」

『組分けのときに、ジェームズ・ポッターがリリーさんに、
　一目惚れしてもうアタックする中、それと同時並行で
　スネイプ先生をいたずらという名のイジメをしていた。』

ス「理由は知らんが、当たっている。」

『いつも、リリーさんが助けてくれていた。
　だけど、ある時、リリーさんに傷つく事を言ってしまう。
　それから、リリーさんを守りたい思いから
　闇の魔術に傾向していった』

ス「、、さよう。」

眉間のシワが少し減り、寂しい目をしてる、、？

『そして、スネイプ先生が
　リーマス・ルーピンの正体を探っていると感づいた、
　シリウス・ブラックに満月の日に
　暴れ柳に行けば分かると言われ、そこに行けば
　ジェームズ・ポッターに守ってもらう形となった』

ス「いかにも。」

『スネイプ先生は、それからも闇の魔術にのめり込み
　デスイーターとなり、ある予言を帝王に伝えたが
　後に、予言の子が、愛したリリーさんと
　憎いポッターの子供だとわかり
　不死鳥の騎士団にも所属、
　デスイーターとのWスパイとして。』

『今は、ダンブルドア先生の指示のもと
　ハリーを守っている。』

ス「貴様は、なぜ知っているのだ。」

『それは、未来を知っている理由にもつながります。
　先に答えてくださいませんか？
　過去と未来を知る者である私を信じますか？』