イトスギの花をデザートに。

あなたの代わりにいたのは。 ページ1

メンヘラ女 (久しぶりにここに来たわね。。。今の時間帯はいるはずだよね？)

　私はハックくんの私物を体内に取り入れるためによく彼の部室にくるのだ。
(最近は、あの警察どもに目をつけられてるせいでなかなかハックくんとデートできなくて嫌だったのよね、、
ハックくん、今、会いにいくからね。ﾆｺｯ)

部員の３人にばれない様にゆっくりと少しだけ部室のドアを開けると、
そこに３人の姿はなく、代わりに巨大な:なにか;から声が聞こえてきた。いや、声を発しているという方が正しいかも知れない。でもあれは、明らかに人ではないのに、一体どういうことなんだろう？
;なにか;の正体が気になり、耳を傾けてみる。

？？？「は〜ぁ、久しぶりに血をたくさん浴びれて最高だったわ♪
　特にあのカエルの子の血は良かったわねぇ。」 そう言いながらなにかは正面に付いている扉をパカパカさせている。

(カエルの子、、、？まさかハックくんに何かしたってわけ？！許せない、彼は私だけのものなのに、、、。)
怒りの感情から理性を抑えられなくなってしまい、とっさに勢いよくドアをあけ大声でなにかに怒鳴りつける。
バンッ！
メンヘラ女「ちょっと私のハックくんに何をしたわけ？！」
？？？「もう！せっかく、いい気分になってたのに、、、あなた誰なの？それにハックくんって誰かしら？」
メンヘラ女「私はハックくんの彼女のメンヘラ女よ！ハックくんはみどりいろのパーカー着てる子よ！！
　あなたこそ、一体何者なのよ！！ハックくんはどこなのよぉおぉぉお！！」

あなたはもういない。→

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