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涼介「今伝えなきゃって思った。」
「...ありがとう」
なんか嬉しいって思った。
彼はいい意味で深く考えすぎないで、動いてその瞬間を逃さないようにしてるんだ。
偽りが見えないから、戸惑うけど嬉しい。
涼介「ありがとうって?」
「いや、違う。山田くんのこと好きとかじゃないからね?」
もしかして...と口にした瞬間、
焦って私がペラペラ喋ると『なーんだ』とがっくり肩を落とした彼。
山田くんから気持ち伝えられても特別避けるとかはないけど、
もし、佐久間に好きって言ったら彼はどうするんだろう。
避けるかな。
だって友達だもんね。
そんなこと思ってたんて知ったらきっと気まずくなるだろうな。
涼介「いま、違う人のこと考えてた?
あ、好きな人のことだ」
「もう、やめてよ。別に...そういうんじゃ」
山田くんに当てられて胸がドキンと音を立てた。
...顔に出てたかな
涼介「ごめん、ちょっとからかいました。」
「..山田くんの癖に」
涼介「生意気だってこと?」
「そーいうこと。生意気ですよ」
とんとんとん
って、
山田くんとはリズムよく会話が進む。
とんとんとん
って、
少し心地いい。
いいな、なんて思ったのは多分山田くんが私を好きでいてくれているから。
気持ちが少し山田くんへ向いた瞬間だった。
なんて気づいても気づかない私は。
「飴いる?」
涼介「おっ、プレゼント。貰います」
「大袈裟だよ」
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上野椎香(プロフ) - みきさん» ごめんなさい、一度だけ変えてしまいました、、、。この作品は長期に渡って線で繋がる作品にしたいと思ったのでそのキャラにあう名前をちゃんと考えてもう一度設定。という形で変えました。読みずらくてすみません。。ご意見ありがとうございます!! (2016年2月19日 0時) (レス) id: 527476143e (このIDを非表示/違反報告)
みき - みちるがちあきに変わったり出てくる人の名前がコロコロ変わってて読みにくい気がしますが話の内容は好きです。勿体無いです(/ _ ; ) (2016年2月18日 12時) (レス) id: db4760f233 (このIDを非表示/違反報告)
上野椎香(プロフ) - 橙さん» そうなんです!たくさん更新しちゃいました!笑ありがとうございます( i _ i )スラスラ頑張って書きます! (2016年2月9日 11時) (レス) id: 527476143e (このIDを非表示/違反報告)
橙(プロフ) - 今見てみたら、すごい量の更新でびっくりしました!笑 これからも頑張ってください!応援してます♪ (2016年2月8日 15時) (レス) id: 60cb49b540 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ。(プロフ) - 返信ありがとうございます!楽しみにして待ってます!こちらこそ、よろしくお願いします! (2016年2月4日 18時) (携帯から) (レス) id: 3f76e2eea5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:上野椎香 | 作成日時:2015年11月18日 20時