愛よ、僕を導いてゆけ２

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「これ。今日きたら机に入ってて」


相葉「え、これが？...まじか」


「それ、いじめだと思います？」


相葉「いじり、ではないよね。それ以上だよ。」




少し印象的な声で、私真剣な眼差し。

相葉ちゃん以外の先生はこんなことで真剣になってくれるだろうか。





「ですよね。

あ、でもなんかいじめだったらもっと大げさにやるんじゃないかって思って。

それはなんか、小さいっていうか..」




画鋲５個だって、ロッカーだって。






相葉「天野、規模なんて関係ないよ。自分が嫌って思ったらそれはもういじめ。」


「...うーん、それがうざったいんですけどそこまでショック受ける訳でもないから。

しかも、犯人探しみたいの嫌なんです。」




相葉「..悪者にするのが嫌？」




そんな優しい考えじゃないんだよなぁ





「そうじゃなくて。うーん、なんていうのかな。

相葉ちゃん私のこと嫌いになるかも」




私の考え言ったら相葉ちゃんは私のこと嫌になっちゃうかも。





相葉「ならないよ。」



その言葉。

相葉ちゃんの言葉は素直に信じられる。





「...じゃあ言いますね。

めんどくさいんです、そういうの全部。」


相葉「めんどくさい？」




「中学のとき、いじめ受けてた子がいて。

私、小学校の時みんな仲良くて。だから凄く悲しかったんです。」

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