twentyeight ページ14
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松本さんの美味しいパスタを完食して、
このあとどうするの？、と
私が聞こうとした時だった。
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相葉「あれっ！？
やばい！！！
忘れた...」
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そう言って
思いっきり頭をガシガシする相葉くん。
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なんだか表情がやばい、って感じ...。
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...！！まさか！！！
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「相葉くん！！
お財布でも忘れたの！？」
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そう言ったら、
相葉くんが、ぷって。
そう吹き出したと思ったら
すごい大きな声で笑い出した。
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相葉「さすがにそれはないよww
サザエさんじゃあるまいし笑
ちょっと...ね...。」
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なんとも歯切れが悪い答え。
怪しすぎて、
すごく気になる。
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相葉「あの、、さ...？」
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突然、真顔になって
私の目を見つめて話し出した相葉くん。
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なんだか、
このお店に
私たちしかいないみたい。
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私たちの席だけ。
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どこか遠くにあるみたい。
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私の視界の端には
きれいな夜景が映っている。
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相葉「...プレゼント、、忘れた。」
「...？」
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何を言ってるのか、
私には全くわからなかった。
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プレゼントを渡すのは
私の方なのに。
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...あっ。
そうか。
今日は相葉くんの誕生日、だけど。
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クリスマスでもあるんだ。
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確かにこのレストランも
カップルが多めだ。
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相葉くん、私。
期待しちゃっていいのかな？
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相葉くんの言ってるプレゼントが
私に向けて、ってこと。
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作者名：ザモザモ | 作成日時：2013年12月10日 12時
