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「………」

いつの間にか寝ていたみたいで、俺は壁にもたれていた。

懐かしかったな。

あのあと結局俺は、カスミに落ちたんだっけ。
耐性ねぇの。

「……三葉んとこ、行くか」
と言って、起き上がる。

部屋から出ていく。扉を閉めて、
歩き出す。

「そういや……カスミ、あのとき
何言おうとしたんだ?」


___ねぇ……A。私……実はっ





「三葉。俺だ、いるか?」

コンコンとノックをし、そう言った。
だが、返事がない。

寝たか。
「はい、A様」

と、声だけ飛んできた。

「入るぞ」
「……はい……」

何故か小さな声で、そう言う。

俺は、とにかく扉を開けて、三葉を捜し出すことに。

すると、部屋に三葉がいた。

「どうした。妙に辛気くせぇ……?」

その、三葉の後ろにある物に眼が行く。そう、それは、


「カスミの……ピアス?」


俺の元女の、物があった。
ピアスは俺が小さい頃、あげたものだ。

今はダメだが、大きくなったら、つけろ。と言って、やったもの。

「何故……お前が持っている?」

「すいません」
「それは、なんの謝罪だ」

責めるように俺は、つよく問い掛ける。

三葉はあの頃とは違う。
怯まず、言う。



「第十三位始祖、一瀬カスミを討伐しました」
と。

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設定タグ:終わりのセラフ , 三宮三葉、恋愛 , 柊真昼、双子   
作品ジャンル:アニメ
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暁の雨 - クッキーさん» ありがとうございます!不潔で面白くないかな、と思いましたが。救いの女神!更新頑張りますね!! (2017年3月11日 10時) (レス) id: e8dddc3b1a (このIDを非表示/違反報告)
クッキー(プロフ) - とても面白いです!!!!! 更新頑張ってください^_^ (2017年3月10日 19時) (レス) id: e81086d7ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁の雨 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2017年3月7日 20時

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