ストーリー37 ページ39
-貴方-
『明日よ、明日よもう来ないでよって、そんな僕を置いt、、、』
〈なになに?〉
〈どおした??〉
〈大丈夫?〉
『え、ちょっと待ってね、なんか玄関からドンドン聞こえるんだけど、、、』
〈それヤバいやつじゃないの?〉
〈出ない方がいいって!!〉
『ちょっとまっててね、すぐ戻るから。』
玄関からドンドンと戸を叩く音が聞こえる。
?「お、、、あけ、、」
?「A、、あ、、、て、」
うっすらと私の名前を呼ぶ声が聞こえた気がする。
あけて?って言ってるの?
と、とりあえず近くにあったクイックルワイパーを構えて玄関にいく。
『(大丈夫…大丈夫…こんなとこに悪い奴がくるわけないし…)』
『せーのっ!!』
思い切りドアを開ける、と同時に勝手にクイックルワイパーを持っていた手をおり下ろしてしまう。
な「あっA開けてくれたんt(((ゴッ」
『え、、、あ、、、』
目の前を見ても時すでに遅し。
しゃがみこんで頭を抱えるななもりがいた。
うん、、、こういうときは
『(スススーパタンッ)』
よし。大丈夫。何もいなかった。そういうことにする。 ドアの前にはなーんもいなかった。よし。
る「ドンドンッAー!!」
り「しめないでよぉ!!」
開けた方がいいの!?これ、、、
『でもまぁ、、開けたいわけにはいかんよな、、』
仕方ないから配信切るかぁ、、、
久しぶりだったのになぁ、、
惜しく思いながらも私は部屋へ向かう。
『ごめんね、友達急にきちゃった、、』
『ドロボウとかじゃなかったんだけど、今日はちょっとバレたらやばいから配信中終わるね…ほんとごめんね!!』
〈もう終わっちゃうの!?〉
〈お疲れ様です!また楽しみにしてます!〉
〈もう少しくらいしろよ〉
『ごめんね!また今度振り替えで別の日にするから!』
『ばいばい!ありがとぉ!』
「はやい」「適当すぎ」「普通リスナー優先」なんて言うコメントがちらほらと視界に映るが、無視して玄関へ向かう。
『(やっぱ悪かったかなぁ早すぎたよな、)』
キィ、、パタンッ
り「ようやくきた!待ってたよォ!、」
『なんで来たの。早く帰って。』
さ「?なんか怒ってんの?」
『なんで来たのって聞いてんだけど。』
る「ど、どうしました?なんかしました?」
『だから…来た理由だっつってんの。日本語分からんの?こっちだって都合あるんだからホイホイ来ないでよ迷惑。』
自然と口調が荒くなり早く淡々と話してしまう。
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フェアリー - ツンデレって、可愛いよね?ね?(圧)ということで結論 ツンデレ=最高(何言ってんだこいつ) (2021年11月14日 22時) (レス) @page1 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
(`∀`⊂) - でも面白いです! (2019年10月24日 19時) (レス) id: dbe2a2ad53 (このIDを非表示/違反報告)
(`∀`⊂) - あの、、、関西弁変ちゃいます?気にさわったんならすいません。 (2019年10月24日 19時) (レス) id: dbe2a2ad53 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - おおお? (2019年10月18日 22時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - 元乃猫です! え!続きタノシミ!!! (2019年10月17日 18時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Aiai | 作成日時:2019年8月15日 23時