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会計を済まし、銀時に荷物を持たせ、辿り着いた先が





「コンビニぃ?」




『うん』




「何買うんだよ。もう散々買っただろうが
あ!あれ買うんだろ!ナプキン!」




『…は?』




「ほらよぉ、どーりでさっきからピリピリしてると思ったんだ!」




『…何がだよ』




そう聞くと銀時は俺に近寄り、
耳元で呟いた。





「お前……2日目なんだろゴフゥッ」




『そのまま這いつくばって土に還れクソが』







ありえない。いやガチで。




自宅のあるマンションから徒歩10分ほどの距離にあるコンビニ。

いつも帰りはここに寄ってコンビニ弁当を買っている。



ほぼ毎日通っているせいか、「いらっしゃいませ」ではなく、

「おかえり!」と言われるまでになった






見慣れた自動ドアをくぐる。





「いらっしゃ…あ、おかえりなさい宮野君」




『ん。』




「珍しいねこんな時間帯に来るなんて。なにかあったの?」




『まぁ、ちょっと。おい銀時』




俺が殴った腹を擦りながら、銀時は細目で俺を見る。



「なんでお前…コンビニのオッサンと親しげに話してんの」


「ちょっと宮野君!?誰なのこの人!!何なのこの人!!」




眼鏡を曇らせて叫ぶ店長。なぜかオッサンと言われるのを極端に嫌う。





『あーコイツ、俺の同居人の、坂田銀時。』


「…どうも」


『で、このオッサンがここの店長。』


「こんな薄毛バーコード野郎が店長?うわ」




「ちょっと待って宮野君、君いまオッサンって言ったよね」





お菓子コーナーに行こうとする銀時を押さえ、

店長に向けて銀時の背中を押す。





『店長、コイツここでバイトさせてやってくんない?』


「は、」




「バイト?ちょうど人手足りなかった所だし、いいよ」

『あんがと』


「お、おい…待てよ」




「で、いつなら来れるの?」


『土日祝日以外。時間帯は俺が仕事行って帰ってくるまで』


「わかった。よろしくね坂田君」


「は、ちょ、え?」


『おし、んじゃ帰るぞ銀時』









「ちょっと待てよおおおお!!!」









————————————

こんばんは。作者です。

実は、新作を作りました。


【おそ松さん】探し物



おそ松さんにハマってしまい、作っちゃいました。
掛け持ちスミマセン。宜しければこちらもお願いします。

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スノウ(プロフ) - 面白かったです!!男主のツンツンの所が良かったです!これからも更新頑張ってね! (2016年12月4日 18時) (レス) id: 3d3f94c80b (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 仁さん» はじめまして!コメントありがとうございます(*´ω`*)お、面白いですか?うへへ(*´∀`) (2016年4月9日 23時) (レス) id: b8d350c1fc (このIDを非表示/違反報告)
- 面白すぎて爆笑した! (2016年3月20日 7時) (レス) id: a5466deddc (このIDを非表示/違反報告)
A(プロフ) - 坂田銀猫さん» コメントありがとうございます。面白いって言っていただくのは、やっぱり嬉しい物ですね。頑張らせていただきます(*´∀`) (2015年11月28日 7時) (レス) id: 0fe60195e6 (このIDを非表示/違反報告)
坂田銀猫 - とっても面白いです^^更新ファイトです (2015年11月23日 21時) (レス) id: 21ff7585d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:A | 作成日時:2015年9月6日 20時

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