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私の愛する弟、ジョングクはちょっとだけシスコンだ。
私が小学生の頃によくいじめられていたせいか、「ねーちゃんをまもる！」(当時小学１年生)と言ってくれたのがきっかけだ。
私が小6の時なんか、ジョングクは私のクラスの生徒を全員覚え、「○○っていうヤツには近づくな」と念を押してくれたものだ。
なんでうちのクラスの生徒把握してんだよ、とは思ったけど。
そんな弟が、私に恋人ができたと言って、黙っているはずがない。
今でも、私のクラスメイトの名前を呟いている。
だからなんで知ってんだよって。
「え、マジで誰？」
そうとう唸っていたものの、私の彼氏が誰か分からないようで聞いてくる。
「ホソクだよ。」
「…えっ？」
「ホソク。」
「わお」
予想外だった…、とつぶやかれる。
「そんなに意外だった？」
「だって、ホソクは…」
「こら、先輩でしょ。」
先輩を呼び捨てする弟の頭をパコっと叩く。
「ホソク先輩は恋愛とか興味なさそうだし、皆と仲いいじゃん。友達ポジションだと思ってた。」
確かに、ホソクはなんで私を好きになったのか、すごく気になる。
ホソクなら、周りにかわいい子いっぱいいるから、相手選び放題だし…。
私がホソクと付き合った過程を乙女のように聞き出そうとする弟を追い出し、扉を閉める。
心に残るわだかまりを削り落とすように、部屋にストックしてあるお菓子を頬張った。
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YI*(プロフ) - ネルさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！少しずつですが更新していきますのでよろしくお願いします。 (2019年8月12日 11時) (
レス) id: 782a5bcfef (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 面白いです！これからの展開を楽しみにしています！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 19c44c9a58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YI* | 作成日時：2019年8月7日 20時
