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「えー、マジであり得ないんだけど(笑)」
「あんなブスが？ないない。」
「妄想も甚だしいよね(笑)」
ヒソヒソと聞こえる声。
私に聞こえるようにわざと大きめの声で私の悪口を言う女たち。
さっきの対立からまだ数分しかたってないのに、もうクラス中に噂が広がり始めている。
彼女らの内緒話は全部私への悪口。
全部は聞こえないけど、大方私がイタイ妄想をしているということになっているだろう。
ちなみに、ホソクはまだ来てない。
…いつもはもう来てる時間なのに。
遅刻？
「ホソク君かわいそう…。あいつに脅されてるんだよ。」
聞こえてきた声になんとなく顔を上げ、声の持ち主と目が合う。
パッと目を反らされ、あいつと目が合っちゃった気持ち悪い、と唇が動く。
…またか。
中学生のころは、ひたすら地味に生きていたし、
目を見せないように必死だったからこのようないじめはなかったのにな…。
小学生の頃、好きな人ができて、少し話しただけで、○○くんが汚れる、とか言われたんだっけ。
幼いながら傷ついたな…。
嫌なこと思い出した…。
頬杖をついて、そっとまつげを伏せる。
いつまで、こんな風に言われるんだろう。
いつまで、心に重たいものを括り付けなきゃいけないのだろう。
思わずため息をつく。
すると、後ろから目を覆われた。
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YI*(プロフ) - ネルさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！少しずつですが更新していきますのでよろしくお願いします。 (2019年8月12日 11時) (
レス) id: 782a5bcfef (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 面白いです！これからの展開を楽しみにしています！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 19c44c9a58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YI* | 作成日時：2019年8月7日 20時
