番外編 １-７ HS ページ41
メッセージに書かれていたことはいくつかあって、
一つ目は、無理やりお化け屋敷に入れたことのこころのこもっていない謝罪。
二つ目は、お詫びとしてこの後二人でデートしろよ。
三つ目は、お前らいつになったら裸で同じベッドに入るんだ？
裸で同じベッドって…。
そういうことだよな。
ちらりとAを見る。
近くにあるごみ箱に捨てようと思っているのか、懸命にジュースを吸い込んでいる。
夕日に照らされたAの喉が動くのを見ていると、なんだか…。
いやいや、ダメだ。
バチン！
そういう風に見てしまわないように自分の頬を思いっきり叩く。
…痛い。
「…ホソク何してんの…？」
「…気にしないで。」
じゃあいこっか、と立ち上がったものの、行く当てはない。
二人ともジェットコースターは苦手だから好んで乗らないし、お化け屋敷はもっての外。
まだ夕方だから、観覧車は最後にしたいしな…。
「チュロス食べたい。」
突然言い始めたAの目線はちょっと離れたところにあるワゴン。
「買ってくるよ。」
こういうのって、男が払うべきなんだろ？
財布を持って立ち上がると、Aも立ち上がる。
「二人とも乗れるものあんまりないから、食べながらちょっと時間潰そ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
YI*(プロフ) - ネルさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！少しずつですが更新していきますのでよろしくお願いします。 (2019年8月12日 11時) (
レス) id: 782a5bcfef (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 面白いです！これからの展開を楽しみにしています！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 19c44c9a58 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：YI* | 作成日時：2019年8月7日 20時
