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「着いちゃったね。」
「帰ってきちゃった。」
もう家に着いたのに、わざわざ送ってくれた彼氏の手を離せないでいる私。
私がわがまま言っても、ホソクの帰る時間が遅くなるだけだよね。
「じゃあ…。」
と手を離そうとするも、やっぱり惜しく感じる。
「A。」
右上から声が聞こえて見上げれば、いたずらを思いついた子供のような顔をしたホソクと目が合う。
「寄り道しよっか。」
「うん！」
扉に背を向けて、再び歩き出した。
.
向かったのは近所の公園。
ベンチに座って、さっき買った缶のコーラを開ける。
そよそよと夏の風に吹かれて、そっと息を吐く。
「Aってさあ。」
虫が静かに呼吸する中、ホソクの声が響く。
「俺に愛されてないって不安になってたってホント？」
「なんでそれを…。」
驚いてホソクの方に顔を向けるも、本人は正面を見ていて私とは目が合わない。
「ジョングクが教えてくれたんだよ。」
「そう…。」
ホソクから視線を外し、考える。
どうしよう、怒らせちゃったかな…。
愛されてないかも、なんて失礼だったよね。
…別れを切り出されるのかな…。
「…なんでそう思ったか、教えてくれる？」
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YI*(プロフ) - ネルさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！少しずつですが更新していきますのでよろしくお願いします。 (2019年8月12日 11時) (
レス) id: 782a5bcfef (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 面白いです！これからの展開を楽しみにしています！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 19c44c9a58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YI* | 作成日時：2019年8月7日 20時
