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「まだ何もない？」
「変わりありません。」
ここは眼科である。
始業式が早く終わり、いつものようにまた診察にかかる。
何も症状の改善は見られないし、悪化もしていない。
治療法がないので、変わりばえしない現状を伝える。
いつものように、黒いカラコンをもらい、眼科を後にする。
カラコンは高いから、普段はしていない。
人の多いテーマパークとか、心が動かされやすい映画館とかでつける。
毎日学校にカラコンしていってたら、お金が…。
眼科から少し歩いたところにある、お気に入りのカフェ。
ホソクがバイトしているところだ。
ホソクがバイトする前は、リフォーム前の建物で、そっちの方が好きだったかなあ
…今の雰囲気も居心地がいいけど。
カラン
と気持ちの良い音がして扉が音をたてる。
「いらっしゃい！Aちゃん！」
「こんにちは。」
ここの店長さんとはもう顔なじみだ。
「Aちゃん、元気だった？あ、ホソク君呼んでくるね！」
もう来てるんだ…。
知らない間に口角が上がる。
いつもの席に座って、ホソクが注文を取りにくる。
「いつものでいい？」
「んー、今日はこっちにする。」
ホソクがオーダーを厨房に伝えれば、彼の休憩。
店長さんが気を利かせて、彼を休憩にしてくれているのだ。
目の前の椅子にホソクがどかっと座る。
これが大体のルーティンだ。
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YI*(プロフ) - ネルさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！少しずつですが更新していきますのでよろしくお願いします。 (2019年8月12日 11時) (
レス) id: 782a5bcfef (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 面白いです！これからの展開を楽しみにしています！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 19c44c9a58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YI* | 作成日時：2019年8月7日 20時
