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「いい？ホソクは私と、付き合ってるの。」
一体この子は何を言っているのだろうか。
一体私は何をしているのだろう。
人気のない廊下で背の高い女に見降ろされ、訳の分からないことを言われる。
同じクラスの女ではなく、違うクラスの別の人だ。
っていうか知らない人。
ホソクを靴箱で待っていると、いきなりそいつの部下達に声をかけられここに無理やり連れてこられた。
そこには女王様のように仁王立ちした女が待ち構えていて、私の彼氏を取らないでと言ったのだ。
「はい？」
「ホソクは私と付き合っているから、別れてちょうだい。」
「……。」
…嫌だね。
誰があんたになんか渡すもんか。
せっかくこんな私を受け入れてくれる人に出会えたんだから。
「黙ってないでなんか言いなさいよ。」
「すみません、混乱していて…。」
あまりの威圧にとっさにそう答えれば、混乱するのも仕方がないわ、と鼻で笑われる。
「ホソクって好奇心旺盛でしょ？あんたが珍しくて付き合ってんのよ。わざわざ私に、興味あるから付き合ってみていい？なんて聞いてきてさぁ」
…そうなの…？
でも、確かに変だった。
学校でもちゃんと話したことなかったのに、告白をOKしてくれて。
グルグルと頭が混乱する中、女が照れたように頬に手を当てて放った一言はダメージが大きかった。
「それに、Aのホソクは毎日キスしないでしょ？私には毎日してくれるもん！」
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YI*(プロフ) - ネルさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！少しずつですが更新していきますのでよろしくお願いします。 (2019年8月12日 11時) (
レス) id: 782a5bcfef (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 面白いです！これからの展開を楽しみにしています！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 19c44c9a58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YI* | 作成日時：2019年8月7日 20時
