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始業式。
真夏の太陽を帽子も被らずに並ぶ生徒たち。
それに比べ、先生たちは日焼け対策＆水分補給中。
意味わかんない。
こっちは死にそうなくらい暑いんだよ。
心の中で悪態をつくが、これは皆が思っているはずだ。
不満がたまるせいか、目がくすんだ紫になるのを感じて俯く。
校長の話を聞き流しながら、夏休みの間で出来た彼氏のことを考える。
ホソク、と呼び捨てするのにもようやく慣れてきた。
彼には私の病気のことを話していて、理解していてくれている。
優しくて、クラスの人気者だ。
彼が私を嫌うクラスメイトに私の症状のことを説明すれば、クラスメイトは一度は聞き入れるだろう。
でも、ホソクがきっと色眼鏡で見られてしまう。
「あいつの目で利用されている。」
「脅されているんだ。」
「無理やり言わされているんだよ。」
といった具合に。
今までもそうだった。
そうなるのだけは阻止したい。
だから、交際を言いふらしたくないのだ。
でも、ホソクは言いたいようで…。
「少し仲が良い友達」のポジションを保つようにお願いした。
不満げな顔をしながらもOKしてくれた。
「誰かに聞かれたら答えるよ？」と条件をつけられたけどね。
…時間の問題だよなあ…。
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YI*(プロフ) - ネルさん» ありがとうございます！とても嬉しいです！少しずつですが更新していきますのでよろしくお願いします。 (2019年8月12日 11時) (
レス) id: 782a5bcfef (このIDを非表示/違反報告)
ネル(プロフ) - 面白いです！これからの展開を楽しみにしています！ (2019年8月12日 9時) (レス) id: 19c44c9a58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：YI* | 作成日時：2019年8月7日 20時
