今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:5,872 hit
小｜中｜大
８便 ページ8
ガララッ
「よぉ、起きてるか？」
返事はない
「今日も大変だったんだぜ」
……
「………」
・
・
「あれから２回目の冬も過ぎたんだな」
「十代目は今日は忙しくて来れないらしいんだ」
「あ、お前の好きだった花、買ってきたんだぜ」
「なぁ……」
沈黙が続く
「……俺な…ずっとお前の事が
・
・
………」
「いや、これはお前が起きてからだな」
「とにかく、十代目や俺はメーワクだなんて思わねーから。
少しは頼れよ。
こっちだって頼ってほしいんだからよ」
「それ、本当……ですか…？」
「！！」
「ハルなんかが……頼っても良いんですか？」
「あぁ、良いんだよ。もっと甘えろアホ女
………お帰り、ハル」
「…ただいま
獄寺さん……！」
二人は涙を流しながら笑顔で笑った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白鬼姫 | 作成日時：2016年5月7日 18時
