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ハニの言葉に思わず笑うことができなくなった。
でも、驚きはしなかった。何となくそんな気がしてたから。
JH「 ミオちゃんがね、『 私は夏祭りには行かないけど、ハニくんはどうする？ 』って。俺もAちゃんとスンチョルの間に入るのはきつかったし、行くのやめたんだ 」
連絡しなくてごめね、とハニが力なく笑う。
私は「 いいよ 」と首を横に振った。
ハニが私のスンチョルへの気持ちに気づいていたなら行かなくて当然だ。
でも、でもなんで、、
「 ミオはなんで、、？ 」
私に嘘をつくミオ。
高校に入学してからずっと一緒にいたのに。
なんでそんな嘘つく必要があるの？
JH「 なあ、、スンチョルに好きな子がいるの、知ってる？ 」
私は目を伏せて静かに頷いた、
「 、、うん。知ってる、、、それが誰なのかも 」
ハニは私を驚いた目で見ていたけど、すぐににっと笑った。
JH「 そっか、、良かった 」
きっとこの『 良かった 』は、私がミオのことを、スンチョルが原因で嫌いにならなくて良かったって意味だろう。
だって、、、私だってミオのこと、好きだから。
誰よりも努力していて、外見だけじゃなく中身もずっとずっと魅力的だって、知ってるから。
嫌いになれるわけなんかない。
「 、、フラれて当たり前だよね。ミオに勝てるわけなんかないもん、私が 」
こんな可もなく不可もなく、みたいな私なんて。
そう言ってヘラりと笑うけど、ハニは私を真っ直ぐ見つめながら「 なんで？ 」と言った
「 なんでって、、私全然可愛くないし 」
JH「 可愛いよ 」
まるで当たり前かのように言うハニ。
JH「 俺が好きになったんだから、Aちゃんは間違いなく可愛いよ 」
そんな恥ずかしげもなく、、、流石ハニ
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作者名：ユナ | 作成日時：2020年10月25日 16時
