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次の日の昼休み、4人でご飯を食べることになった。
ジャン負け2人が自販機にジュースを買いに行くことになり、負けたのは、私とスンチョルくんだった。
「えっと、ミオが紅茶で、、ハニがコーラで、、スンチョルくんはどうする？ 」
SC「 ん〜どうしよ、」
なんか真剣に考えてるみたいでちょっとおもしろい。
なんて考えながらぼーっとしてるとスンチョルくんが「そういえばさあ」と言った。
SC「 ジョンハンに告白されたんだってね 」
「 な、なんで、、それを 」
SC「 ジョンハンが言ってた。『俺、Aちゃんに告白したから』って。なんであんな喧嘩腰だったのかは知らんけど 」
そう言って笑うスンチョルくんを恥ずかしくて見ることができない。
な、なんで言うのよ、ハニ！
私はミオにでさえ言わなかったのに。
SC「 、返事はしたの？ 」
「 ま、まだ 」
SC「 迷ってるってこと？」
「 、、、うん。」
恥ずかしすぎて顔に熱が集まる。
「 私さ、告白されるのとか、初めてなんだ。だから、どうしたらいいかわからないって言うか、、でも、私こんなんだからさ、この先ハニみたいなもの好き現れてくれるかどうか、、わかんないし 」
スンチョルくんを前にすると自信の無い言葉ばかりだ。
スンチョルくんは紅茶のペットボトルを取りながら「大丈夫だよ」と言った。
SC「 Aさんならきっと誰かが好きになってくれるよ。そういう心配はしなくていいと思う。」
「そりゃ、スンチョルくんくらいカッコ良ければそう思うけどさ。私、片想いが実ったこととかないもん。スンチョルくんには分からないだろうけど 」
ああ、私ってほんとにつくづく可愛くないな。
ごめんと謝ろうとすると、彼は変わらない声で「そんなことないよ」と言った。
SC「 俺だってずっと実ってないし、片想い 」
「 スンチョルくん、、好きな人、いるの？」
スンチョルくんの言葉に驚いて呆然としてる私を見て彼は軽く笑った。
SC「 、、さあ、どうでしょ？ 」
そう言ってはぐらかすと、「そろそろ戻ろうか」と言った。
私は慌てて彼を追う。
頭の中が真っ白になったようだった。
そうなってからようやく私は気づいた。
、、、この人を、好きになっちゃいけない。
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作者名：ユナ | 作成日時：2020年10月25日 16時
