人狼game[ハイキュー]

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俺はただただ困惑していた。


｢誘拐…されたのか｣


それとしか考えられない。なんの利益があって俺を誘拐しているのかは分からない。
だが、身に危険が及んでいることはわかった。


心当たり…心当たりなんてない。
夏休みが始まったばかりで、一日の自由時間が長くなり、バレーに勤しんでいるだけの毎日だったが、俺はなにか恨まれるようなことをしていたのか。



そんな考えばかり頭をよぎる。





｢……ふぅ。｣




自分を落ち着かせるように一息と大きなため息をつく。


じっとしていても何も始まらない。
脱出するためになにか行動しないと、



殺される…かもしれない




調べる場所と言っても部屋にはベットと机以外なにもないので限らている。
荒々しく机の引き出しを開けた



｢…ん？｣




机引き出しの一番奥にあったのは1台のiPadだった。
開けてみると綺麗にカバーが付けられ、カバーも着いていた。


｢…犯人の私物か？｣


いや、こんな風に誘拐までするような犯人だ。
私物を残すなんてことはしないだろう。



ということは、これは何かのヒントだということになる。


電源のボタンを押してみると、ぱっと光がつき、文字が映される




｢人狼…ゲームへ…ようこ…そ？なんだこれは。｣







人狼ゲーム…？聞いたことあるが…なんだったか

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