新たな出会い【月島蛍】

四十三球 ページ44

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目の前に合ったのは、月島が行ってみたかった場所だった



最近できたデザートバイキングのお店



甘いもの好きにはたまらないだろう



月島も一応チェックはしていたが、男1人ではなかなか行きにくいため断念していたのだ









主『忠に聞いたら、蛍も甘いもの好きって聞いたから蛍を誘ったのだけど、、、』


月島「他の人じゃなくてよかったの？」


主『蛍といるのが一番落ち着くから、嫌だったら』


月島「嫌じゃない、、、僕も行きたかったし、、、」









首に手を当て恥ずかしそうにお礼を言う月島を見て、誘ってよかったと思いつつ、少し可愛いなとも思った








主『じゃぁ行きましょ？』







2人はお店の中に入った






お客さんにスタッフに案内され席に着く






内装は思ったより落ち着いたデザイン






広々としていて圧迫感もない








主『雰囲気いい感じね、男性もちらほら居るしよかったわね』


月島「いるにはいるけど、ほぼカップルだけどね」









周りを見渡せば、嫌々来ている男性もいれば、一緒に楽しんでいる者もいた








主『別にいいじゃない、あたし達も周りからはそう思われてたりして』


月島「そう言う冗談、簡単に言わないほうがいいよ」


主『あら、どうして？』









いやいや、どうして？じゃないから



他の男に言ったら、じゃぁ本当にの彼氏彼女になる？とか言いかねないし



Aって恋愛経験ないの？



僕もないけど、さすがに鈍感が過ぎると思う









月島「はぁ、、、」


主『そんなに嫌がらなくてもいいじゃない、、、』


月島「だからAが嫌とかじゃなくて！」







ため息をついた月島を見て、悲しむA



誤解だと一生懸命挽回する








主『ﾌﾌｯ、ほんと蛍は面白いわね。気にしてないから。』


月島「！」




やられた、、、


いつもの感じでからかわれた、、、


いつかお返ししないと








主『そろそろデザート取りに行きましょ？』



月島「、、、そうだね」




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