デートのお誘い ページ39
『ねぇ、キング知らない？』
ピクニック用のバスケット片手に
もうかれこれ30分以上は探し回ってる。
「キング様なら先ほど幹部部屋に戻られました」
『そう、ありがとう』
・
幹部部屋につくと
慣れたように扉を開けて
ずかずかと中に入っていく。
『キングー！デートしよ』
キ「あとにしろ」
ク「おい、てめぇら…おれの前でイチャついてんじゃねぇよ！」
『じゃあクイーン、デートしよ』
ク「よし、甘いものでも食べにいくか。ってもしかしてそのバスケットの中にAの手作りお菓子がっ」
『まぁね』
私がそう答えた瞬間
アルベルの放った炎がクイーン目がけて飛んでいく。
ク「うぉい！キングてめぇ、おれを燃やす気かぁ！ケツ燃えかけたわ！」
なんて言いながらも華麗に炎をかわしていくクイーン。
その見た目からは想像できない
軽やかな身のこなしに
思わず心の中で拍手を送った。
キ「燃えてろゴミ…行くぞ」
『あ、うん』
ク「はっ…ムカつく野郎だぜ、まったく」
幹部部屋を出て向かうのは鬼ヶ島の裏側。
あそこに行く道のりには
カイドウさんの息がかかった見張りがたくさんいるから
アルベルと一緒に空から行くのが一番いい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 267人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まあや(プロフ) - 箱さん» 箱さん、この作品を読んでくださりあたたかいコメントまでありがとうございます。とても励みになります！ (2023年1月17日 0時) (
レス) id: 6ddb893b1b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月16日 15時) (レス) @page50 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Maaya | 作成日時：2022年9月29日 15時
