嫉妬 ページ17
ヤマトを自分の部屋に連れ帰り
ご飯を食べさせて寝かしつける。
もっとぐずるかと思ってたけど
案外すんなり寝てくれて助かった。
寝顔があまりにも可愛くて
ぷにぷにのほっぺたを
何度かつついてしまったことは内緒。
そのあとは白舞の帳簿を引っ張り出して
引き継ぎの確認をしていると…
コンコンコン
キ「A？入るぞ」
大好きな人の声が聞こえた。
キ「ガキは寝たのか？」
『うん…静かにしてね』
キ「はぁ…」
後ろからため息と同時にカチャカチャと
マスクを脱ぐ音が聞こえてくる。
気にせず椅子に座って帳簿を見ていると
ふと背後に感じた気配…
『え…』
そのまま振り向く間もなく抱きしめられて
私の体はアルベルの胸の中にすっぽり収まった。
『アルベル…？』
いきなりどうしたんだろう…
普段はこんなこと滅多にしないのに。
キ「まったく…次から次へと…」
アルベルの気だるげな声が私の耳をくすぐる。
ただでさえ大好きな匂いに包まれてくらくらしてるのに
耳元で話すなんて反則でしょ。
『何かあった？』
キ「ナンバーズの次はあのガキか…」
『え？』
キ「お前はいつから子守りになったんだ？おれとの時間よりあんなガキが大切か？」
『あんなガキって…カイドウさんの子供だよ？』
キ「ああ…カイドウさんのガキじゃなきゃ殺してた」
『物騒だね…』
これはもう完全に嫉妬じゃない？
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まあや(プロフ) - 箱さん» 箱さん、この作品を読んでくださりあたたかいコメントまでありがとうございます。とても励みになります！ (2023年1月17日 0時) (
レス) id: 6ddb893b1b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月16日 15時) (レス) @page50 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maaya | 作成日時：2022年9月29日 15時
