ナンバーズ ページ15
『カイドウさん、話ってなに？』
カ「いつものことだ。うちの縄張りを荒らしたバカどもを消してこい」
『お安い御用。もし根性のある奴らなら勧誘すればいいのね？』
カ「ああ…そういや、お前が話してたベガパンクの失敗作達は買うことにした」
『えっ！ナンバーズを買うの！？でも彼らが失敗作なのは知能が低いからで制御は難しいはず』
カ「お前がなんとかしろ。考えてみりゃ同じ血を分けたお前の弟分じゃねぇか。なぁA？」
『そんな無茶苦茶な…』
カ「ｳｫﾛﾛﾛﾛﾛ…期待してるぞ」
『はぁ…分かった』
たしかにベガパンクが作ったナンバーズは
私と同じ古代巨人族の血統因子。
第一号の実験体だった私は巨人化しなかったけど
あとに作られた子たちは巨人化に成功したと聞いた。
けれど知能が伴わず
私と同じ失敗作として扱われていたはず。
そんな彼らをまさかカイドウさんが
買い取るなんて思わなかった。
しかも私に押し付けるなんてあんまりだ。
また仕事が増えちゃうじゃん…
『任務に行く前にアルベルに会おう…充電しとかなきゃ』
三度の飯よりアルベルが好きな私にとっては
大変な死活問題。
ナンバーズのせいでアルベルとの時間が減ったら
カイドウさんのこと恨んでやるんだから。
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まあや(プロフ) - 箱さん» 箱さん、この作品を読んでくださりあたたかいコメントまでありがとうございます。とても励みになります！ (2023年1月17日 0時) (
レス) id: 6ddb893b1b (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月16日 15時) (レス) @page50 id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maaya | 作成日時：2022年9月29日 15時
