捌 泥酔 ページ9
今日はうちのAが友達と飲みに行っているらしい。
もう深夜を回っている。
俺にはAが悪いやつに襲われる心配もないし鬼に襲われる心配もない。(確信は出来ないが)
もしAが襲われたら俺がそいつの頭を捻り潰すだけ。
「そろそろかな。」
あまりにも遅い時間帰って来ないのでAを迎えに行こうと思った。
____
「あははっA飲みすぎ!二日酔いしちゃうよ?心配だから私が送ってってあげる!」
「へぇ?いいよいいよ〜ぜーんぜん酔ってないも〜ん」
「遠慮しないでよ!たまには頼って!ほら会計行くよ。」
「ふぁーい」
………
「こっからは一人で帰れるよね。じゃ、私明日仕事だから!気をつけてね。」
「…うん」
帰りの夜道を歩く
ヤバイ。今回こそ飲みすぎたかも…
足が縺れ転けそうになる。
「あぁ?いい人間がいんじゃねぇか」
その声に振り向く。あ、童磨さんだ。
「童磨さ〜ん!!」
童磨さんに向かって手を降る。
「酔っぱらいかぁ??それは都合がいい」
そういい私の左腕を強くつかみ爪を立てられる。
「痛い!!童磨さん!やめて!!」
そして奥から誰かがこちらへ来るのがわかった
「あぁ…やっと見つけたA。さぁ、早く家へ帰ろう。」
そして童磨さんは
「俺は上弦の弐だ。意味は分かるな?彼女から手を離せ」
だが、何をいっているのか全く聞き取れなかった。が、そいつは童磨さんがそういうとすぐ手を離した。
童磨さんだと思っていたら違う人だったんだと気がつく。
童磨さんはそいつに向かって扇を振った。
私が振り向いた瞬間その鬼はもう跡形がなかった。
____
「童磨さん…」
水を飲まされ少し酔いが覚めた気がする
そして童磨さんの顔にいつもの笑顔……だけど今日の笑顔は怒った笑顔だ。
手際よく私の手当てをした。
「童磨さん…?」
何度名前を呼んでもそのきれいな色をした目を合わせてくれない。
「ねえ」
「…はい」
「俺は今怒ってる。」
ですよね……
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きのこ(童磨推し) - はぁ〜尊い!!!童磨さんis神!!クリームパンさんis神!!! (2020年5月16日 13時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
あやみん - 童磨最高!!!!神だわ (2020年5月6日 14時) (レス) id: ac50c68a33 (このIDを非表示/違反報告)
うさ - 何回読んでもニヤニヤしてしまう......笑、素敵な童磨さんありがとうございますヽ(*´∀`)ノ (2019年11月11日 12時) (レス) id: ef6ea16959 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜 - なにこれ神?クリームパンさん神様?神様信じるよ(_ _)童磨さんが最高(T∀T)←続き楽しみにしてまっす!素晴らしい小説、ありがとうございます! (2019年10月24日 17時) (レス) id: febb139503 (このIDを非表示/違反報告)
名無し。。 - ん“ん“!!童磨くんが…リクエストありがとうございました… (2019年10月24日 6時) (レス) id: a289b93a41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クリームパン | 作成日時:2019年10月15日 14時