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見捨てないでくれ - 2024年4月19日

【鬼舞辻 無惨】




無「…人間は回復するのが遅すぎる。」

膝で眠っている彼女を見下ろす。少し前までYOUは任務をしている最中だったのだが、重傷を負い傷付いた彼女が路地裏で倒れているのを発見したのである。

もうすぐ一週間が経過しようとしていた。


YOU「…ん………ぅ、……痛ッ…！？」

無「(…起きたか)」

YOUが目を覚ました。…まだ私が誰か分かっていないようだ。此処は無限城だ。私の本拠地だ…つまり、何をしようが私の勝手である。

…何故なら全ての決定権は私に有り、私以外は人間であれ鬼であれ逆らう事は到底許されないからである。

YOU「…ぁ…貴方、誰ッ…」

無「分からないのか？」

YOU「はぁ…ごめんなさい、全く分からないです。それよりここは何処ですか？私、さっきまで任務に…」

無「私は鬼舞辻 無惨だ。…そして此処は貴様の墓場」

YOU「なッ…！？鬼舞辻、無惨…何のつもりなの！！？」

無「貴様は今から私の命令に従わなくてはならない」

YOU「従わないに決まって…

…ッ〜〜〜〜〜！？ッ、がはッ…」

彼女は声を荒げて私の胸ぐらを掴もうとした。そんなの、無駄である。
私は素早くYOUを床へと勢い良く押し倒した。


無「…貴様は重大な罪を犯した。
……貴様は私の心を狂わせた」

YOU「…はぁ？言いたい事はそれだけ？…なら早く解放し…

ッ！！…ぁ……や、辞め…！」

押し倒したまま、彼女の隊服とワイシャツを裂き、露わになった首筋に噛み付いた。


YOU「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だッ！！痛い、いた…い…！」

無「…貴様に拒否する権利は無い。」

尚暴れるYOU。…そうか、余程私の事が嫌で憎くて堪らないのか。そう見える。
なら、私が居なければ生きていけないように教調するのみだ。

無「…YOU、貴様は私が憎いか？私を憎むのは筋違いだ、違う違う違う違う違う…

…逆にこの私直々に教調される事を有り難く思うんだな」

YOU「うッ……ッあっ、う……」


涙を浮かべる彼女に接吻を落とす。
舌で口内を弄って絡めて、堪能した。が、もう抵抗する力が残っていないのか、何をしても拒まなかった。

静かに息をするYOU。
抵抗しなくなった彼女の下着に手を掛けた。


あぁ、YOU…やっと私の想いを理解したのだな。

その後洗脳されたYOUは一切、地上に帰ることは無かった。



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