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拾壱 壁ドン ページ12

「ねえねえ、最近この辺、十二鬼月がいるらしいよ…」
「あ、その話知ってる!世の中物騒よねぇ…しかも上弦の弐でしょう?」

隠の同僚の声が聞こえる。
本当にこの世の中は物騒になっていると思う。
私は攻撃も何も出来ないので何かあれば鬼に喰われるしかないのだ。
まぁその時は剣士が立ち向かってくれるのだろうが。
しかし、
上弦の弐である。
柱でも倒すのが難しいのだとか。
昔、柱が上弦の弐に斬りにかかっても、負け、あの柱が喰われてしまったらしい。

「隠の皆さん気をつけて下さい!上弦の弐の特徴は白樺色の髪色で虹色の目をしているらしい!見つけたら即報告を!」

剣士が伝達をしに来てくれたのだ。
待て待て。
なんか見た事あるぞそんな容姿の人。
ま、まさか…ね。


___帰宅

本当にそうなのだろうか…
家に帰るのが怖い。
でもあの人は人間の私を食べるような人ではない。
食べようとする素振りを見せないのだ。
でも
聞いてみる価値は…

それでもし鬼殺隊の剣士にバレてしまったら?
もし私がボロを出してしまったら…

…鬼であってもあの人はあと人だ!!

「ただいま!!!!」
「あ、おかえりA。」

扉を勢いよく開け、それに少し驚いた童磨さんが部屋から顔を覗かせる…可愛い。
じゃなくて!

「童磨さん!何か私に隠し事してませんか?!」
「へ…?」

突拍子抜けた声を出す童磨さん。

「童磨さんって…」

ドンッ
一瞬何が起こったのか分からなかった。
後ろには壁。そして横には童磨さんの手。
白くて指が長い。形のいい手だった。

「それ以上口を開くとどうなっちゃうんだろうね?」

頭が真っ白になる。血の気が引くのが分かる。

よく見ると目には
"上弦"と"弐"…?
やっぱりそうだ。
この人が…!!
そう思った時
頭に手が置かれる。

「よしよし。ごめんね。ちょっとからかっちゃった。」

と優しく髪を撫でられる。
すこし心地がいい。

懸命に生きなきゃなぁ。なんて思ったりした

____
名無し。。さんリクエストありがとうございます!少し思ってたのと違うかもしれません!すみませんでした

拾弐 ○○しないと出られない部屋→←拾 童磨side



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きのこ(童磨推し) - はぁ〜尊い!!!童磨さんis神!!クリームパンさんis神!!! (2020年5月16日 13時) (レス) id: 5357f72739 (このIDを非表示/違反報告)
あやみん - 童磨最高!!!!神だわ (2020年5月6日 14時) (レス) id: ac50c68a33 (このIDを非表示/違反報告)
うさ - 何回読んでもニヤニヤしてしまう......笑、素敵な童磨さんありがとうございますヽ(*´∀`)ノ (2019年11月11日 12時) (レス) id: ef6ea16959 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜 - なにこれ神?クリームパンさん神様?神様信じるよ(_ _)童磨さんが最高(T∀T)←続き楽しみにしてまっす!素晴らしい小説、ありがとうございます! (2019年10月24日 17時) (レス) id: febb139503 (このIDを非表示/違反報告)
名無し。。 - ん“ん“!!童磨くんが…リクエストありがとうございました… (2019年10月24日 6時) (レス) id: a289b93a41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:クリームパン | 作成日時:2019年10月15日 14時

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