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No.25 控え室で ページ26

この日のために、皆努力を重ねてきた。
私もその一人だ。基礎体力を高めるための走り込み、筋トレや個性の反復練習など。そして、二週間はあっという間に過ぎ。
雄英高校体育祭、本番当日。



「皆、準備は出来ているか!?もうじき入場だ!!」

「コスチューム、着たかったなー」

「公平を期す為、着用不可なんだよ」

『.....お茶子ちゃん、ほら』

「ん、どうしたのAちゃ.....ぶふっ!!」


お茶子ちゃんが緊張しているようだったので、なんとか和らげようと飯田君の方へ向かす。すると、案の定吹き出して笑った。こういう時、どうしたらいいか分からないから飯田君をネタにさせてもらった。ごめんね、飯田君。



「緑谷」

「轟君.....何?」


そんな茶番を演じていると、しょうが緑谷君に声をかけていた。何故か、クラス全体でそれを見つめる。



「客観的に見ても、実力は俺の方が上だと思う」

『!?』

「へっ!?うっ、うん...」


しょうの口から出た言葉は、思いもよらないものだった。それに、緑谷君も驚いている。あれ、しょうってあんな事言う子だったっけ.....。


「お前、オールマイトに目ぇかけられてるよな。別にそこ詮索するつもりはねぇが...

お前には勝つぞ」


『.....まじか』

「おお!?クラス最強が宣戦布告!!?」


あまりの事に、静まり返っていた控え室がざわつく。


「急にケンカ腰でどうした!?直前にやめろって...」

「仲良しごっこじゃねえんだ、何だっていいだろ」


切島君が止めに入ったが、それも聞かず。それに、緑谷君も困った表情をしている。.....ああ、分かった。やはりか。


「轟君が、何を思って僕に勝つって言ってんのか...は、わかんないけど...そりゃ、君の方が上だよ...実力なんて、大半の人に敵わないと思う...客観的に見ても...」

『.....』

「緑谷も、そーゆーネガティブな事言わねぇ方が...」

「でも...!!」


切島君の言葉を遮り、先程の言葉とは打って変わった力強い声色で言う。


「皆...他の科の人も、本気でトップを狙ってるんだ。僕だって、遅れを取るわけには、いかないんだ。

僕も本気で、獲りに行く!」


「.....おぉ」

「.....っ」

『.....』



どうやら言いたいことは終わったようで。私はしょうの元へ向かう。


『.....ねぇ、しょう。昔、ヒーローになりたい、って言ってた時のこと、覚えてる?』

「.....?」

『.....いや、今はそれが重要なんじゃない。』



昔を思い出しながら、話す。

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作者名:ミカ | 作成日時:2018年2月15日 7時

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