占いツクール
検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:2,238 hit

No.1 再会 ページ2

雄英高校入学初日。

まずは入学式やガイダンスのみだろうと考えていた。
...が、雄英高校は常識など通用しないらしい。



「よし。トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し
_____________除籍処分としよう」


「「「「はあああ!?」」」」


担任が現れ、急に体操服を来てグラウンドに出ろ、と言われれば突然の個性把握テスト。そして立て続けに最下位の除籍宣言。

まぁ、俺は大丈夫なのだろうが。
だが、当然周りは戸惑い、焦燥に駆られる。抗議をする茶髪の女に、担任が答える。


「自然災害...大事故...身勝手な(ヴィラン)たち...いつどこから来るかわからない厄災、日本は理不尽にまみれてる。

そういう理不尽(ピンチ)を、覆していくのがヒーロー」


担任の言っていることはもっともだ。周りも不本意ながら納得しかけている。


「放課後マックで談笑したかったならお生憎。ここれから三年間、雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける。


Plus Ultra(プルス ウルトラ)”さ。全力で乗り越えて来い」


クラスの顔付きが変わった。これからだ。


「...デモストレーションは終わり。こっからが本番だ」



これから、始まる。.....はずだった。


「...と、その前に。お前も早く来い、馬鹿」


そう言って急に首に巻いていた布を飛ばし、どこからか女を引っ張ってきた。

...とても懐かしく、見覚えのあるやつだった。



『いたた...酷いなぁ、相澤先生?』


俺の記憶の中の声より少し高い、女らしいソプラノの声。あの頃より綺麗に伸びた髪に、大人になった顔付き。...きっと、あいつだろう。


「.....A...?」

声を発した俺の方へと振り向くそいつ。

『...しょう?』


その呼び方。あぁ、間違いない。



「っA...!!」

幼い頃、離れた幼馴染み...Aだ。


「なんだ、お前ら知り合い...あぁ、そうか」

『そうそう、知り合い...って言うか幼馴染みだよ』


そう平然と答えたA。俺が知らない間に、随分と変わっている。
担任とも前から既に知っており、親しいようだった。


「久々の感動の再会だろうが、それは後にしてくれ。もう始めるぞ」

『は〜い』

「...はい」


...そうだった、今は個性把握テストの前だった。周りもどうしていいか分からない、と言いたげに困惑していた。
担任にそう言われ、俺とAはそれに従った。



今度こそ、始まりだ。

No.2 別視点→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミカ | 作成日時:2018年2月15日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。