元キャバ嬢が開久の先生になったら【相良猛】

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「じゃあさ。大人に扱ったらいいの？」


「…ああ。」



それなら、簡単。
お望み通り、大人に扱ってあげましょ〜。


私、勝手に、相良くんの左膝の上に座る。

キャバのお客さんにやるみたいに。




「？！」
相良くん、軽く目を見開いて、私を見る。



「おおお！」

相良派下っ端くん達、盛り上がる。


高校生は、こういうの知らないもんね。



私、床でタバコをねじ消すと、両手を相良くんの首に回した。

ふわりと、相良くんの香水のいい香りがする。


内心、キレられて、いきなり蹴られたらどうしよう…と思ったけれど、意外とすんなり受け入れた。
(じゃあやるなよ)


「まじか！！」
「相良さん、すげー！」
大興奮の下っ端くん。


相良くんは下っ端くん達に、

「A、サービスいいな。」

と、余裕の表情で言って笑う。




私、そっと相良くんの心臓の上に手を当てると。




ーーートクトクトクトク…


鼓動がめちゃくちゃ速い。




すんごいドキドキしてる笑


下っ端くん達の手前、平気な顔しているけど。

内心、ドキドキが止まらないらしい笑

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