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その廊下にいた男子生徒の中に、グレーの制服の前を開け放して、常に腹筋を見せている生徒がいた。
・・いい腹筋してんじゃん。
なんて思っていたら、その生徒、どこかに向かって走り出した。
お、どこ行くんだろ。
なんとなく、私も後ろを追いかけてみた。
けど。
子供といえど、高校生。男子は足が速い。ハイヒールの私なんて、追いつけやしない。
えっと…ここはどこ?
その生徒を見失った校舎の裏あたりで、途方に暮れていると。
「あ!いましたー!」
と、大声で叫びながら、先ほどのナイス腹筋の生徒がこちらに向かって走って来た。
「あ、腹筋くんじゃん。」
後ろから、違う生徒も走って来る。
「え、なになに?」
目を白黒させている私をよそに、その腹筋くんと、もう1人のパンチパーマのツッパリくんが、私を両脇からよいしょっと抱えた。
「ちょっと、離してよ!」
「いいから、姉ちゃん。来いよ!」
「大人しくしてりゃ悪い目には合わせねえよ。」
私は、半ばひきづられる様にして、どこかに連行されて行く・・。
一体どこに連れて行かれるのー!!
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ahirusansan - シオンさん» いつも見てくださって、ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年1月7日 15時) (レス) id: 7544d346f2 (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - ahirusansanさん» 頑張ってください! (2019年1月7日 6時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 元キャバ嬢で先生って設定初めて見ました!話もとても面白くていつも見てます!これからも更新頑張ってください! (2019年1月6日 21時) (レス) id: 5b3c942593 (このIDを非表示/違反報告)
ahirusansan - クソすぎる駄作者さん» ありがとうございます!更新遅めでごめんなさい!37あたりに付け足し入れました〜 これからも頑張ります! (2019年1月6日 18時) (レス) id: 7544d346f2 (このIDを非表示/違反報告)
クソすぎる駄作者(プロフ) - 設定やストーリーが色っぽい…wめっっっっちゃワクワクしながら見てます! (2019年1月5日 2時) (レス) id: 2effaca00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ahirusansan | 作成日時:2018年12月13日 0時