元キャバ嬢が開久の先生になったら【相良猛】

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「今日からここの先生になりました。Aです！Aちゃんって呼んでね〜」


小首を傾げて、微笑みながら。
自分で一番可愛いと思っている高さの声で、自己紹介してみた。



すると、3人のツッパリ達。一瞬間があったのち、顔を真っ赤にして、

「・・おおーっ！」

だって。



ふふふ。まずまずだな。



その時、私は気が付いた。


廊下に、今までどこにいた！ってくらいの大勢のツッパリ達がいる事を。

みんな少し距離をとって、私をつま先から頭のてっぺんまで、ジロジロジロジロ。

視線を何往復もさせている。




女を見た事がないのかよ。




でも、私は微笑む。


小首を傾げながら、にこっ。


すると、先ほどの3人と同様な反応。


「・・おおーっ！！」



今度は２０人くらいのツッパリ達が一斉に言ったので、ボリュームが大きすぎて、
多少ビビった。



ヤられるかもしれない。




・・早いとこナンバー１に挨拶して、安全を確保しようっと。

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