ゆうひくん/さんにんしょー ページ38
『ちょっと、さむい・・・』
「もう夏終わるんだもんなぁ。毎年文化祭終わればすぐ台風来るんだよな」
俺とAのアメリカ留学ももうすぐか・・・。そう思うとなんだか、ノスタルジックというか・・・形容しがたい切なさに見舞われる。
「文化祭まであと3週間。それが終わればアメリカ」
『さみしいねー。みんなと離れちゃう』
なかなおり、してほしかったのに。
Aがこぼしたその一言に酷く共感する。なんだかアイツらにはいつまでも仲良くいて欲しかったから、何とかしてでも仲直りさせたかった。
『でも、虹村せんぱいにはあえるね』
「あぁ。同じロサンゼルスだからな」
『かぁもんべいびぃあめりかぁぁ。』
はにかんだAを撫でながら涼しい風に耳をすませた。丁度どこかで車のクラクションがなった。
────
«あっ来た荻原さん!ベリーダンスの衣装みせて!!»
『いいけど、どうして?』
«衣装に合わせた内装にしようと思ってね»
『ええーっ、すごいね!いしょうこれだよー』
«黄緑!かわいい!じゃあもうひとつのやつは?»
『あつしとおどるやつは、これ』
«これもかわいい!午前と午後で内装変えようかな〜»
«昼休憩に場面変えればいいからね!»
«午前はちょっとしたジャズが流れるアンティークカフェで午後はエキゾチックな感じ!?»
«ああやばい!妄想膨らむ〜っ»
『ふふ、さいごの文化祭。たのしいかも。』
«お、荻原ちゃん笑った!»
«女神が笑ったということは〜»
«このカフェ、グッド企画賞もらえるねぇ»
«いままでクラスを和ませてくれた荻原ちゃんへの感謝込めてやるから、皆でがんばろう!»
『うんっ!』
────
着実と準備が進む中、時間は絶えず過ぎ去っていきます。つゆロロです。(?)
そろそろ皆さんわかりましたでしょうか?この小説はつゆロロの性癖の塊でございます。えひひ。
ただ可愛い荻原ちゃんがチヤホヤされるだけの小説にお付き合いいただいたこと、本当に感謝しています。読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。
なんだか終わるような雰囲気を醸し出していますが、そうです。もう少しで終わりを迎えることとなります。
えっ言わない方が良かった?すみません。つゆロロはですね、くちが柔らかい人なので隠し事出来ないのです。その代わり新しいお話も考えておりますので是非読んでください。では、またいつか。
あかしさん/さつきちゃん→←夢主画像『描いていただきました。ありがとうござます、』
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つゆロロ(プロフ) - あひるさん» ありがとうございます。荻原ちゃんの楽器についてですが、お好きなものを想像してください(笑)私的にはバリトンやユーフォなどの低音楽器をイメージしておりますが。初コメントうれしいです!これからもどうぞ、見守ってくだされば幸いです((*_ _) (2017年11月20日 19時) (レス) id: 3fbfa2c7b2 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!因みに夢主ちゃんの楽器はなんですか? (2017年11月20日 1時) (レス) id: a0a203a011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つゆロロ | 作成日時:2017年11月7日 0時