狐のお面なんて外せ！

第14話　自由にしてろ！！！！ ページ16

全員に靴履かせてやった


どうだこの野郎いい気味だぜ！！！！


だめだなんか気分が飛んでる！！！！


お面の下見た過ぎてあたしおかしくなってる！！！！




魚「はぁ…(怒)」




自分にいらいらしながら書斎に入ったあたし
帳簿をつけるためにイスに座って…





JK「魚様〜……?」
JM「どこ…」





遠くの方で声がする…
何かあったのか？





魚「ここだ」
JK・JM『あっ…』




書斎から顔を出すと
慌てて中央の階段を駆け下りてくる二人の姿が見えた
身軽に階段を何段か飛ばしてくるからホントの狐みたい




魚「なに」
JK「部屋、鍵とか閉めないんですか…？」
JM「簡単に外出れますけど…？」




それぞれ左右に首をかしげる目の前の狐



魚「だからドレイじゃないって言ってるだろ。カギ閉めてほしいんならがっちがちに固めてやることはできるけど？」



あたしがそういうと、狐たちは見つめあって固まった
そしてゆ〜っくりこっちを見てきた



魚「なんか文句でもある？」
JK「…魚様、俺…の………ない……」
魚「はぁ？なんて？？？？(聞こえんポーズ)」
JK「俺達の事怖くないんですか！！！！」
魚「うるさいわ静かにしろ！！！！(怒)」
JM「理不尽…」




あたしは仕方なく狐たちを書斎に入れた

ソファーに座るように言うとちょっとためらった彼ら
身を寄せ合って隅の方に縮こまって座った



魚「なんで怖がる必要があるの」
JK「…お面の下見たら、死んじゃうんですよ…？」
JM「もう何人も…死ぬのを見て来てる」



…ほう
何人もか…






魚「え、どうやって死ぬの？死ぬのは女だけ？何で死ぬの？え、お面全開で見たら死ぬの？鼻の下までならOKなの？鼻の下までみたらちょっと死んだりすんの？」





気になってしゃーない！！！！




JK「男女関係ないです。…死に方は様々です」
JM「……あ、ジョングクもういいよ？」




うつむいて固まったジョングクの頭をなでるジミン

少し経つとすすり泣きが聞こえてきて
ジョングクがジミンに抱き着いた





魚「ちぇっ…あぁ、悪かったよ。もう聞かないから帰んな」





さーて仕事仕事

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