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第12話 ツンデレ主様 JK ページ14

ジョングクside




JK「あぁ………」






広い

広すぎる…






遊郭の裏側にある別館
そこに向かわされた俺達は圧倒されてしまった
物凄く豪華…

綺麗な花の形のシャンデリアにあずき色のカーペット
どこを見ても派手なものばかり…





そして先頭を切って歩く黒髪の綺麗な魚様…




何となく目が離せなくて見つめてたらバレたみたいで
急に振り返ってきたから俺はあわてて目を逸らした





俺はお面をつけてるから
魚様にはどこを見てるのかわかるわけないのに…





魚様によるとこの遊郭はこの辺で一番大きいらしく
一番厳格なのだそう…









チリンチリン








JK「!」






廊下を歩く皆の最後尾の俺は鈴の音に気付いて
自分の着物の帯を見下ろしてみる



赤と金の糸が混じったヒモの先
そこに鈴が揺れてる



人に何かをもらったのは初めてだ



鈴だって、おにぎりだって、消毒だって…





JM「ジョングク?」
JK「あ…」





ジミンくんが振り返って手招きをしてきた
いつの間にか立ち止まっちゃってたみたい…




JM「…主様は変わってるね」
JK「はい。…ひょっとしたら最初は優しくしておいて、後からまた…」
HS「ジョングク!大丈夫だから。…俺達がいるでしょ?」
JK「…(こくっ)」




自分と同じ境遇の人がいるなんて思いもしなかった
しかもお面をつけてる者同士はお面をつけなくていい

それも初めての事だ




魚「うーん…」



魚様が一つの部屋に入って行った
それにみんなもついていく


NJ「どういたしましたか?」
魚「いや、部屋はいいんだけどさ…。んー…」



何を悩んでるのか気になって
俺はテヒョンくんの後ろに隠れながら魚様を観察



その部屋はベッドにテーブルにクローゼットにソファーに…
大きな窓が付いていて…




…一人用の部屋…?




魚「準備はしてあるけど誰がどの部屋に入るとか全然決まってないからさ自分たちで決めなよ」
YG「え?俺達一人に一部屋ですか?」





俺におんぶされてるユンギくんが言った





魚「そう、だけど?」
TH「えっ!俺達のために用意してくれたんですか!?」
魚「は…。……別に。そう言うわけじゃないし。ただたんに空いてたから」




魚様はそう言うとそそくさと部屋を出ていく…
俺達は唖然として彼女の後姿を見おくった

第13話 やっぱどうしても見たいよね!!!!→←第11話 鈴



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設定タグ:BTS , ジョングク , ユンギ   
作品ジャンル:ラブコメ
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唐辛子マン(プロフ) - りんごさん» コメントありがとう!!!!唐辛子も結構この作品好きになってきたかもしれない笑これからも待っていてくれ!!!!そして敬語なんて排除していけ!唐辛子に敬語使うなら赤ちゃんに敬語使った方がいい!!!! (2020年5月29日 12時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 唐辛子マンさん、いつもおもしろいもの読ましてくれてありがとうございます。ふぁんです。この作品が1番好きです。テテさん美味しいとこ持っていきますね...ムフフ。これからも楽しみにしてます! (2020年5月29日 11時) (レス) id: a55cab64a7 (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - すいさん» ユンギさんホント好き…でもなぜかテテが最初にかましてしまった…書いてる唐辛子自身も戸惑っている(?) (2020年5月29日 11時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - シエルさん» ありがとう!!!!初めて言われたよ… (2020年5月29日 11時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)
唐辛子マン(プロフ) - sports drinkさん» 最初との雰囲気差でちょっと詐欺してしまっている気分笑 (2020年5月29日 11時) (レス) id: 6a687c873b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唐辛子マン | 作成日時:2020年5月19日 0時

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