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昼休みになって、私は裏庭へ向かう途中にジュンさんに会った。
「ジュンさん！」
「Aちゃん！」
ジュンさんは今日も麦わら帽子に変なサングラスと作業着というイケメンの無駄遣いな格好をしている。
でも満開のムクゲの花を眺めて満足そう。
「綺麗に咲いてくれたからやっぱ嬉しいなって。」
「花壇綺麗にするのも苦労しましたもんね。」
ここら辺の花壇は何年も前から荒れていたみたいで、ジュンさんが来るまで誰も手をつけられなかったらしい。
ウジ先輩にも見せてあげたいな。
去年一緒にお花の世話をしていたもう卒業してしまった先輩だけど、この辺の花壇が荒れているのも気にしてたから。
「まだまだ雑草とか荒れてる所は沢山あるけどそれも僕達で綺麗にしていこうね！」
「…が、がんばります。」
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それからAが手伝ってくれて本当に助かってるからね！ってジュンさんに何故かゆず茶を貰った。
私は要らないからミョンホ先輩にあげよ。
そう思っていつものベンチに行っても先輩はいなかった。
いつもは先にここで寝てるかお昼食べるかしてるのに。
するとどこからか聞こえた猫の鳴き声。
少し奥の茂みの方に行けば、先輩とウユがいた。
先輩はウユを撫でながらスティックタイプの餌をあげている。
この前ドライタイプの餌を食べて貰えなかったの諦めてなかったんだ。
そう思うとなんだか可愛く見えてしまう。
「ウユ、先輩にご飯貰えて良かったね。」
ウユは私に気がついてこちらにやってきた。
優しく撫でてあげると私の手に頬ずりをする。
「ご飯が美味しかったのかな？ウユもご機嫌ですよ！先輩！」
「……」
そう言っても先輩は無言だった。
でもいつもより少し嬉しそうな顔をしている。
「…ヒョンが、こっちの餌あげてみたらって教えてくれて。」
「先輩お兄さんがいるんですね！」
「血は繋がってないけどね。本当の兄弟みたいなものかな。」
幼なじみ的な存在なのかな？
弟やってる先輩なんて想像がつかないけどなんとなくお兄さんも独特な人なんじゃないかなって思った。
この予想が当たりだと知るのはまだ先のこと。
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サンチュ(プロフ) - あのさん» わーコメントありがとうございます！ハオちゃんメインの作品少なめですよね！お褒め頂けて嬉しいです！そしてお優しい…さすがハオちゃんペン…😭これからも更新頑張りますので、あのさんも体調にはお気をつけ下さい！ (2022年12月3日 11時) (
レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
あの(プロフ) - コメント失礼します。ハオちゃんペンなのですが、占ツクにハオちゃんメインの作品が少ないな...と思っていたところでこんな素敵な作品に出会えてとっても幸せです❕最近は冷え込みが厳しくなってきていますが、体調にはお気をつけて更新頑張ってください🥺 (2022年12月2日 19時) (レス) @page39 id: 6565fe37a1 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - 寿美?.*ﾟさん» 初めまして！コメント嬉しいです！ありがとうございます！更新を楽しみに過ごして頂けてるなんてありがたいお言葉…(TT)これからも頑張るのでよろしくお願いします〜！ (2022年11月26日 11時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
寿美?.*ﾟ(プロフ) - 通知が来てすぐ読みに来ちゃいました！最近この話が更新されるのを楽しみに過ごしてますwwwこれからも応援してます！コメント失礼しました(*´∀｀*) (2022年11月26日 0時) (レス) id: 8356092332 (このIDを非表示/違反報告)
サンチュ(プロフ) - fuyu0526さん» はじめまして、コメントありがとうございます！好みにドンピシャだなんてお言葉嬉しすぎます〜！考察もしながら読んでくれてるんですね！更新頑張りますのでこれからも主人公とハオちゃんを見守ってあげて下さいませ( т т ) (2022年11月25日 23時) (レス) id: d50821326c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンチュ | 作成日時：2022年11月15日 21時
