百三十五 ページ10
私と銀時は晋助と小太郎に暫く運動ができない事を言った
銀「ってな事でAは暫く手合わせできないから、残念だったね高杉くん」
『晋助ごめんね...』
手合わせの約束してたのに...
高「別に...俺は手合わせよりAの体調の方が心配なんだよ」
『晋助は優しいね』
銀(チッ...いい子ぶりやがって...)
桂「咳が治まったみたいで良かったよ」
『心配かけてごめんね、もう大丈夫だから』
やっぱりこの暑さにはまだ慣れてなかったのかな
身体が悲鳴をあげている感じがしたし...
『ん〜やっぱり慣れないな』
銀「去年と比べれば良くなった方じゃね?」
『去年はずーっと布団の上にいたからね』
桂「これからどんどん慣れていくさ」
『そうだといいな』
私達は今日も雲ひとつない晴天の空を眺める
.
翌日
松「A!!一緒に体力作りをしませんか?」
『体力作り?』
松「私も最近この暑さに身体が負けてしまいそうで...」
そっか、あの松陽でもこの暑さには負けてしまいそうになるんだね
松「なので一緒に体力作りを兼ねてお散歩しませんか?」
お散歩か〜
夏になってから全然行かなくなったから良いかもね
『うん、ちょっと待ってて』
私は足袋を履き、レースの手袋を付け、番傘を持って松陽の元へ向かった
松「完全防備ですね」
『この前痛い目にあったからその教訓を生かそうと...』
松「そう言えばそうでしたね...あの時は吃驚しました」
『今度から気をつけるよ』
私達は他愛のない話をしながらお散歩に出かけた
松「今日はAに見せたい所があるのでそこへ行きますよ」
『見せたい所?』
松「それは行ってからのお楽しみです!!」
行ってからのお楽しみか〜
一体どんな所だろう...そう考えるだけでも楽しみだ
松「見てください、立葵が咲いてますよ」
『本当だ、皆が花弁を顔につけてニワトリの真似してるよね』
松「立葵の花弁の根元は粘着質なので、それにしても大きいですね」
私達は自分達より背の高い立葵を眺める
そして再び歩き始めると次は木苺を見つけた
『ねえ松陽!!木苺がある!!』
松「見るのは初めてですか?」
『うん!!本でしか見たことなかったから!!』
松「食べますか?」
『うん食べたい!!』
松陽は陽の当たる高い所になっている黒い木苺を取ってくれた
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いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (
レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：外夢 | 作成日時：2019年3月4日 17時
