検索窓
今日:19 hit、昨日:3 hit、合計:32,090 hit

百三十四 ページ9

基礎練習が終わり
私と小太郎で皆に指導をしたり、指導し合ったりしていると...



銀「A!!今日は俺と勝負しろ!!」


『あれ、今日は晋助じゃないの?』


銀「ジャンケンで決めたんだよ!!」



シフト制をやめて今度はジャンケンにしたんだ
なんて二人らしい決め方なのだろう



高「チッ...」


『晋助、また今度私と手合わせしてよ』


高「嗚呼」



私は竹刀を持って、銀時と向かい合った
なんか最近ずっと銀時と手合わせしてる気がする...



銀「良いぜ来いよ」


『遠慮なく』



パシィン!!


静まった道場に竹刀のぶつかり合う音が響き渡った









.









そして


パシン!!



桂「一本!!」



私の竹刀が銀時の胴を突いた



銀「クソ強ェ!!」


『でも今回は一本取られそうでヒヤヒヤしたよ』



銀時の急成長には手合わせする事に驚かされる
今日は本当に危なかった...受け止めきれなかったら私が負けていたから



高「何度目の今日こそは勝つだよ」


銀「うるせー!!お前だってそうだろ!!」



銀時は晋助の胸ぐらを掴む
私は結構疲れてるのに銀時凄い元気じゃん



『ケホッ...ケホッ!!』



嗚呼また...



桂「A、大丈夫か?」


『うん...ケホッ......大丈夫ッ...!!』



あれ...いつもは直ぐに止まるのに
咳が止まらない...



高「おい...大丈夫か...?」


『ん...大丈夫ッ...ケホッ!!』



咳止まって...
皆に迷惑かけたくないよ



銀「大丈夫なわけねーだろ、先生ん所行くぞ」



銀時は私を横抱きにして松陽の元へ連れて行く
自分で歩けると言いたいのに喉が詰まって声が出ない...

皆に見られてる...
恥ずかしい...









.









銀「松陽ーっ!!」


松「銀時、どうしたんですか?」


銀「Aの咳が止まらねェんだ!!」


松「銀時落ち着いて下さい、Aを此方に」



銀時は松陽のそばで私を下ろし、松陽は私のおでこや顔色を伺う



松「A、喋れますか?」


『うんッ...』


松「大分落ち着いているみたいですね、体調はどうですか」


『良い方なんだけど...』



何故咳が止まらなかったのだろう...



松「熱もなさそうですし...少し様子を見た方が良いですね」


『うん...』


松「銀時、Aが無茶をする様な事があれば止めて下さい」


銀「わーったよ」


『暫く運動できないの?』


松「様子を見て判断しましょう」

百三十五→←百三十三



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 松下村塾 , シリアス   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いさや(プロフ) - ズラ子で将来起こる事件を思い出した笑笑 (2019年5月14日 14時) (レス) id: f5bbffc2cf (このIDを非表示/違反報告)
銀時と土方 - とても面白いので何回も読み返してます!更新頑張ってください (2019年3月14日 17時) (レス) id: 27f1b17986 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:外夢 | 作成日時:2019年3月4日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。